図書館では、皆さんが必要とされる情報に応じた文献の調べ方、参考図書類を紹介します。
ご相談は、ご来館による場合はもとより、電話・手紙・FAX・メールを通じてもお申込みいただけます。
どうぞお気軽にご相談ください。
どんなことが相談できるの?
県立図書館の所蔵資料や、インターネット上の情報などを用いて調べられる事柄についてご相談を承ります。
ご相談のジャンル・分野は特に限りません。
以下のようなご相談は承ることができませんのでご注意ください。
- 調査・研究の代行。
- 網羅的な文献目録の作成。
- 合理的な検索手段のない記事や写真などの調査。
- 文献の解読・注釈・翻訳・抜粋の作成。
- 将来予測など、図書館員の推理、推論、価値判断を求める質問。
- 良書の推薦、図書の購入や売却の斡旋・仲介。
- 古書・古文書・美術品などの鑑定および市場価格の調査。
- 学習課題、レポート・卒業論文、懸賞問題の解答などについての調査。
- 個人のプライバシーに係わる事柄の調査。
- 身上相談、法律相談、医療・健康相談。
- その他館長が適当でないと認めるもの。
こんなご相談がありました
明治23年6月1日は何曜日だったか、2020年の1月1日は何曜日か知りたい。
『暦日大鑑』には、明治23年6月1日は日曜日、2020年の1月1日は水曜日だとあります。
「五十山田」さんという名字は何と読むのですか?
「いかいだ」さんです。『難読・稀少名字大事典』によると、北海道や新潟県にある名字だということです。
パガニーニの作曲した「ロマンス」のギター譜が載っている本を探しています。
『クラシック・ギターのしらべ 不朽のスタンダード編』、『カルカッシ・ギター教則本』などに掲載されています。当館では所蔵していませんが、取り寄せて提供いたします。
札幌農学校のクラーク博士が残した言葉[Boys Be Anbitious]の全文を知りたい。
『クラーク先生評伝』や、『日本大百科全書』の「クラーク」の項目などに掲載されています。
日本の大豆生産量と自給率がこの50年間でどのように変わってきたのかを知りたい。
農林水産省から毎年発行されている『食料需給表』に、主な農産物の国内生産量と自給率が昭和35年度から掲載されています。
これによると、大豆の自給率は昭和35年度の28%が最高で、昭和40年度には11%、昭和45年度には4%まで低下しています。その後は、2%から6%の間で増減がありますが、平成20年度は6%となっています。
なお、「食料需給表」は農林水産省のウェブサイト内で最新版が公開されています。
日本でラーメンを食べるようになったのはいつごろからか知りたい。
また、ラーメンの歴史について書かれた本があれば教えてほしい。
『たべもの起源事典』によると、中国の麺料理の食べ方に関心がもたれるようになったのは明治維新以降のことのようです。
大正期には、海軍の調理技術や家庭向き料理書に中国のめん料理が紹介されていますが、全国的なブームになるのは第二次世界大戦後のことだと書かれています。また、『にっぽんラーメン物語』によると、日本で初めてラーメンを食べたのは「水戸黄門」のモデルである徳川光圀であり、中国から亡命した儒学者の朱舜水が中華麺をふるまったと書かれています。
その他ラーメンの歴史について書かれた資料は『ラーメンの誕生』などがあります。
以下の事例は国立国会図書館レファレンス協同データベース内へのリンクとなっています。
- 金閣寺の金箔はどのくらいの量が使われているのか(外部リンク)
- 「寿」の字を100の字体で表現している作品「百寿図」を探している。(外部リンク)
- 伊勢音頭の歌詞と曲が知りたい。(外部リンク)
- コンセント・プラグの形に関する疑問(外部リンク)
- トクナガハモグリバエの成虫の写真が見たい(外部リンク)
過去の調査事例
県立図書館で現在までに回答した調べ物相談の事例の一部を見ることができます。
レファレンス事例検索
国立国会図書館が、全国の公共図書館、大学図書館、専門図書館等と協同で構築しているレファレンスのデータベース(国立国会図書館レファレンス協同データベース)から、三重県立図書館が登録している事例を検索できるようにしたものです。
事例をフリーワードで探す
事例を一覧から探す
レファレンス協同データベースに登録したデータ一覧(外部リンク)
国立国会図書館レファレンス協同データベースに当館が登録したデータを見ることができます。