三重県立図書館運営計画
令和7年3月、三重県立図書館では令和7年度からの4年間の図書館運営の方向性を示す「三重県立図書館運営計画」を策定しました。
当館は平成23年に改革実行計画「明日の県立図書館」を策定して以来、10年以上にわたって「全県域・全関心層へのサービス」「より良いサービス(先進的なサービス)」の2つを県民の皆さんへの約束として掲げ、その実現に向かってさまざまな取組を続けてきました。
このたび策定した運営計画では「2つの約束」に代わって「基本理念(目標とする図書館像)」を置き、それを実現するための4つの取組方針を設定しました。また、名称も「改革実行計画」から「運営計画」に変更することにしました。「改革」の文字は無くなっても、県民の皆さんのニーズや社会情勢の変化を受け止めてより良い図書館サービスを提供していこうという姿勢に変わりはありません。県立図書館として果たすべき役割を守りながら、新たな課題に取り組んでいきます。
三重県立図書館運営計画の概要
(1)期間
対象期間は令和7年度から令和10年度までの4年間とします。
(2)基本理念(目標とする図書館像)
「三重県の図書館ネットワークを支え、すべての県民に図書館サービスを提供するとともに、地域の資料と文化を未来に伝える図書館」
(3)4つの取組方針
基本理念を実現するために行う図書館の取組について、4つの方針を設定します。
方針1 三重県の中核図書館として資料の収集・保存に取り組みます
方針2 県民の読書活動や調査研究活動を支えます
方針3 市町図書館、学校図書館等の活動を支えます
方針4 図書館や三重県に関する情報を積極的に発信します
「三重県立図書館運営計画(令和7年度~10年度)」(PDF:1MB)
事業計画
三重県立図書館運営計画に基づき、具体的な取組を記載した事業計画を年度ごとに作成し、公表します。