貴重な国書漢籍類（収納能力約１万冊）を収蔵する貴重書用書庫です。こちらの資料は蔵書検索のページで検索できます。
土井文庫
幕末より明治初期にかけての津藩儒学者土井[ごう]牙（有恪)の蔵書で著書も含む。大部分は漢籍で、詩文を作るための参考書である類書・総集、絵画や趣味関係の書物が多い。また漢籍類以外では、囲碁・将棋の蔵書が多数含まれている。全319点。写真は、「古今類書纂要」
山名文庫
江戸時代、津で代々漢学・国学者であった山名家の国書・漢籍類の蔵書である。山名政胤の蔵書を基礎として子孫の政興・政方などの蔵書を含んだものである。朱子学の書物、及び神道関係の和書などもかなり含まれている。全458点。写真は、「楠公秘密兵庫記」
米山文庫
伊勢市の漢学・国学者米山宗臣の蔵書である。戦前の集書であり、教養人の蔵書と呼ぶにふさわしい多数の国書・漢籍類である。全1,090点。写真は、「昭代記」
武藤文庫
三重大学の教授であった武藤和夫氏の蔵書で、近世の三重県法制史関係コレクションである。全429点。写真は、「佐久間象山書状」