昭和23年以降の著書で、図書目録著書の部と重複する図書に関しては割愛した
〔・:初出作品名 、○:書名〕
明治44年 1911年
三重県四日市市東富田宮町に父左衛士、母明世の次男として生まれた。
本籍地は徴兵検査まで高知県であった。父は高知の人で、明治32年から大正12年まで旧制富田中学校の校長であった。
昭和4年 1929年 18歳
3月、県立富田中学卒業 中学時代は剣道部主将であった。
4月、第二早稲田高等学院に入学。河田誠一と知り合い文学活動に入る。
又、早稲田演劇研究会に所属、当時傾きかけていた新国劇を一年ほど応援出演す。
昭和5年 1930年 19歳
河田等と同人誌「東京派」を創刊。
東京派同人
秋田滋・大島博光等
大学祭仏語科の出し物に菊地寛作「入れ札」を上演し、国定忠治を演ず。
12月
書名 | 発行所 |
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挑戦 | 東京派1 |
意識の流れ統制論 | 東京派2 |
戦争来 | 東京派2 |
昭和6年 1931年 20歳
早稲田大学仏文科入学
中河与一の「新科学的文芸」に井上友一郎とともに迎えられる。
4月
書名 | 発行所 |
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神話主義の面貌及ぴその方法論 | 詩と詩論11 |
露西亜演劇の生命(共訳) | 新文学研究2 |
文学 | 東京派 |
仏蘭西の新しい雑誌 | 東京派 |
5月
書名 | 発行所 |
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悪 | 今日の文学 |
6月
書名 | 発行所 |
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新しきグルウプの精神と行動-東京派のマニエエル | 詩と詩論12号 |
私は推薦する | 近代生活 |
7月
書名 | 発行所 |
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ジョイスの対象と方法 | 三田文学 |
9月
書名 | 発行所 |
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形態 | 詩と詩論 |
音叉 | 今日の詩 |
飢餓 | 今日の文学 |
10月
書名 | 発行所 |
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新文学の展望-ジョイスの対象と方法 WORK IN PROGERSSについて | 新文学研究2 |
12月
書名 | 発行所 |
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小説の血路と神話主義的思考 | 詩と詩論 |
反価値の価値 | 新科学的 |
病気 | 東京派 |
昭和7年 1932年 21歳
住所 東京市淀橋区諏訪町
1月
書名 | 発行所 |
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鉄兜の下の習性 | 近代生活 |
形態「年刊小説1932」版 | 厚生閣書店 |
無帽行 | 季刊小説 |
火酒 | クオータリー |
2月
書名 | 発行所 |
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成長記 | クオータリー |
新ロマン論 | 新科学的 |
ジュリエットの正面 | 近代生活 |
新しきロマンの出発 | 今日の文学 |
3月
書名 | 発行所 |
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新ロマン論 | 文学 |
新しい人間の姿勢-中河与一著「海路歴程」 | 文学 |
4月
書名 | 発行所 |
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松風 | 新科学的 |
5月
書名 | 発行所 |
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滝の模様 | ロマン |
再ぴ新ロマンとついて | ロマン |
赤い天幕 | クオータリー |
旗窓一郎 | 新科学的 |
6月
書名 | 発行所 |
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凄絶な風呂 | 文学 |
スタイルに就いて-私の手帖より | 文学 |
光る埋葬 | 季刊小説 |
7月
書名 | 発行所 |
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今日のロマン論の意義 | 新科学的 |
羽根の話 | ヌウベル |
物体との格闘 | マダム ブランシュ |
明日のモラルとスタイル | 国語教育 |
9月
書名 | 発行所 |
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横光利一氏の一面 | クオータリー |
10月
書名 | 発行所 |
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ダヴィンチ雑感 | 新科学的 |
昭和8年 1933年 22歳
5月 井上友一郎、坂ロ安吾等と同人誌「桜」創刊
「桜」同人
坂口安吾・井上友一郎・菱山修三・真杉静枝・矢田津世子・北原武夫・河田誠一・大島博光・高見沢滴江
1月
書名 | 発行所 |
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今日のモラルの問題 | 作品 |
2月
書名 | 発行所 |
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新科学的の思ひ出 | 新科学的 |
3月
書名 | 発行所 |
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病める孔雀 | 文学 |
5月
書名 | 発行所 |
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をろち(連載)未完 | 桜 |
レアリズムの二つの型 | 桜 |
新人奮起の時 | 今日の文学 |
9月
書名 | 発行所 |
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どんな批評家が必要か | 文芸春秋 |
10月
書名 | 発行所 |
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純文学の弱点 | 三田文学 |
昭和9年 1934年 23歳
早稲田大学仏文科卒業
卒論「ポールヴァレリーの思考に於ける能力の規約について」
この夏、吉行エイスケ(吉行淳之介父)の紹介状を持ち上海に遊ぶ。
また、「若草」「令女界」の読者大会に丹羽文雄・井上友一郎・大木惇夫・藤浦洸・鈴木信太郎・永島一朗・北村秀雄・横山隆らと講師として関西に行く。
以後このメンバーで「ストーム会」を結成し、戦後に至るまで親交を深めた。
1月
書名 | 発行所 |
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文学再建の精神 | 桜 |
偉大なる印象 | 今日の文学 |
現代文学の要望と方法について | 三田文学 |
2月
書名 | 発行所 |
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人間性と歴史的意義 | 行動 |
4月
書名 | 発行所 |
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文章とモラル 日本現代文章講座3 | 厚生閣書店 |
ヒマラヤ登り | 行動 |
選手 | 新潮 |
5月
書名 | 発行所 |
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中河与一の文章 日本現代文章講座8 | 厚生閣書店 |
若き日の葛西氏の芸術について | 浪漫古典 |
緊迫した感情 | 文芸通信 |
6月
書名 | 発行所 |
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同人誌における長編小説への野心 「をろち」の作者として | 文学界 創刊号 |
7月
書名 | 発行所 |
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春山行夫の批評について | 行動 |
8月
書名 | 発行所 |
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コンスクンの「アドルフ」について | 作品 |
日月潭工事 | 行動 |
私小説とリアリズムの遊離 | 新潮 |
9月
書名 | 発行所 |
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小林秀雄氏へ | 行動 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
上海の印象 | 行動 |
わが文学の主義主張-現代文学に関連して | 新潮 |
12月
書名 | 発行所 |
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ゴルフ | 翰林 |
昭和10年 1935年 24歳
「三田文学」時評担当となる。
1月
書名 | 発行所 |
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恋愛 | 新潮 |
人間性の意欲的展開 | 三田文学 |
憤慨する | 喫茶街 |
2月
書名 | 発行所 |
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作家生活革新座談会 | 行動 |
文学と俗物性の問題 | 三田文学 |
ソヴィエット大使館訪問記 | セルパン |
3月
書名 | 発行所 |
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再ぴ俗物性の問題 | 三田文学 |
「能動主義」「新浪漫主義」に就いての解釈あるいは意見 アンケート | 文芸通信 |
暗雲の下 | 早稲田文学 |
行動主義批判座談会 | 翰林 |
冬 | 行動 |
現代文学における意欲の根底 「能動精神パンフレット」収録 | 紀伊国屋出版 |
昭和絵巻 | 新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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けしかけられた男 | 翰林 |
7月 | |
初夏水のハイキング-ルポルタージュ-水の上で | 行動 |
8月
書名 | 発行所 |
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新文学のための座談会 | 行動 |
9月
書名 | 発行所 |
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嬉しかったこと、楽しかったこと、□惜しかったこと、癪にさわったこと | 文芸通信 |
悪魔の観念について | 作品 |
11月
書名 | 発行所 |
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膿の流れ | 早稲田文学 |
昭和11年 1936年 25歳
住所 淀橋区東大久保
この年度の「文芸年鑑」に始めて名が載る。
12月、「人民文庫」グループで徳田秋声研究会を開き検挙される。
「人民文庫」同人
武田麟太郎高見順本庄陸男荒木巍新田潤円地文子田宮寅彦渋川驍立野信之井上友一郎石光葆金子光晴 等
1月
書名 | 発行所 |
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作家としての心構え、覚書 アンケート | 新潮 |
4月
書名 | 発行所 |
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菊岡久利第一詩集「貧時行」読後感 | 翰林 |
5月
書名 | 発行所 |
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牧野信一氏の死 | 人民文庫 |
6月
書名 | 発行所 |
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自殺と恋愛の諸相一公式論は有り難くない | 人民文庫 |
中河与一氏について | 作品 |
行動主義文学の再出発に向けて-偽りない気持ち | 行動文学(創刊号) |
7月
書名 | 発行所 |
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大学(12年新年号迄連載) | 人民文庫 |
8月
書名 | 発行所 |
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汚れた雪 | 明朗 |
9月
書名 | 発行所 |
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いき | 若草 |
市井談義「恋愛の示威防空演習と防護団員」 | 人民文庫 |
10月
書名 | 発行所 |
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夜更けの遊ぴ | 作品 |
第3回芥川賞受賞作品「コシャマイン記」「城外」に寄す アンケート | 文芸通信 |
12月
書名 | 発行所 |
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「故旧忘れ得べき」と「女体」 | 行動文学 |
昭和12年 1937年 26歳
1月
書名 | 発行所 |
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新春一家言-わが紋章 | 人民文庫 |
3月
書名 | 発行所 |
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市井談義「獄舎に響く君が代の合唱」 | 人民文庫 |
4月
書名 | 発行所 |
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鶴の味 | 人民文庫 |
7月
書名 | 発行所 |
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傘 | 作品 |
今日の感想 | 早稲田文学 |
10月
書名 | 発行所 |
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夏の日記 | 早稲田文学 |
12月
書名 | 発行所 |
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市井談義「二つの風景」 | 人民文庫 |
大学の広場「学生生活短編集」収録 | 矢の倉書店 |
昭和13年 1938年 27歳
夏、中国大陸へ旅行
10月5日、父左衛士逝く
7月
書名 | 発行所 |
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松花江 | 都新聞 |
松花江 | 人民文庫 |
11月
書名 | 発行所 |
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熱河 | 作品 |
秘境熱河(思い出の街に) | スタイル |
昭和14年 1939年 28歳
住所 世田谷区北沢一丁目
母上京、同居を始める。
1月、大陸開拓文芸懇話会が設立され、会員となる。
6月、大陸開拓文芸懇話会の一員として伊藤整福田清人等と大陸に渡る。
この時、満映女優李香蘭と知り合い、その後長く友情を保ち続けることとなる。
1月
書名 | 発行所 |
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花 | 文体 |
2月
書名 | 発行所 |
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大陸と知識人の問題 | 都新聞 |
6月
書名 | 発行所 |
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現地通信 | 読売新聞 |
8月
書名 | 発行所 |
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夢殿 | 文学者 |
最近文学の諸傾向(座談会) | 文学者 |
11月
書名 | 発行所 |
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○大学(装丁 海老原喜之助) | 東亜公論社 |
○少女 | 赤塚書房 |
昭和15年 1940年 29歳
住所:淀橋区諏訪町82 諏訪森ホテル
5月、陸軍に応召。三重県久居三十三連隊で三ヵ月の教育訓練を受ける。
11月、再招集を受け、中国山西省遼県に出征。
その後、敗戦まで中国大陸を転戦。
戦地では幹部候補生試験を受けず、一兵卒のまま過ごし、軍曹で敗戦を迎えた。
又、宣撫班として中国人民とも深く係わった。これらの経験が、「肉体の悪魔」「春婦伝」他の戦争文学の中に生かされることとなる。
1月
書名 | 発行所 |
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風呂屋の小鳥 | 文学者 |
2月
書名 | 発行所 |
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福田清人氏の「大陸開拓」書評 | 作品 |
3月
書名 | 発行所 |
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春の話「短編四十人集」に収録 | 厚生閣 |
4月
書名 | 発行所 |
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鯉 | 文芸 |
市井の鏡 | 早稲田文学 |
5月
書名 | 発行所 |
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吉江先生の思ひ出 | 文学者 |
6月
書名 | 発行所 |
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声 | 新潮 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
女の建設 | 文学者 |
11月
書名 | 発行所 |
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照れぬ文学について | 文学者 |
○強い男 | 昭和書房 |
12月
書名 | 発行所 |
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集団生活の一面 | 文芸 |
昭和16年 1941年 30歳
1月
書名 | 発行所 |
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○銃について(序 丹羽文雄・石川達三) | 高山書院 |
3月
書名 | 発行所 |
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輸送船にて | 文学者 |
12月
書名 | 発行所 |
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○学生の情熱(自序「昭和十六年北支前線にて) | 明石書房 |
昭和21年 1946年 35歳
2月、中国大陸での収容所生活を経て、復員。一時期四日市の実家に住む(「肉体の悪魔」ここで執筆)も間もなく上京。作家活動を再開。
兄正衛、平田紡績宗村氏、松岡工業松岡武一郎氏の援助により資本金15万円で出版社「朝明書院」設立。
9月
書名 | 発行所 |
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肉体の悪魔 | 世界文化 |
10月
書名 | 発行所 |
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街の天使系譜 | 文明 |
渇く日々 | 饗宴 |
12月
書名 | 発行所 |
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女しゃべる | 文芸季刊 |
昭和22年 1947年 36歳
6月8日、立野信之夫妻の仲人で小川美好嬢と結婚。電車でのふとした出会いがきっかけであった。
新居を高円寺の借家に構える。旧制中学時代からの親友松岡氏の持ち家であった。
「肉体の門」空気座により演劇化され、大当りを取る
10月杉並区荻窪に転居
1月
書名 | 発行所 |
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獣よりも強く | 新女苑 |
2月
書名 | 発行所 |
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悲歌 | 新女苑 |
情人 | クラブ |
3月
書名 | 発行所 |
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沖縄に死す | 風雪 |
肉体の門 | 群像 |
友情 | 女性ライフ |
○男禁制 | 世界社 |
4月
書名 | 発行所 |
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女狩りの夜 | 新文学 |
○肉体の悪魔 | 実業の日本社 |
○大学 | 美和書房 |
崩れた街にて(現代小説第一集)収録 | 九州書院 |
5月
書名 | 発行所 |
---|---|
肉体が人間である | 群像 |
○肉体の門 | 風雪社 |
○春婦伝 | 銀座出版 |
6月
書名 | 発行所 |
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女王誕生 | ホープ |
8月
書名 | 発行所 |
---|---|
銀座裏 | 社会 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
太行山の絵 | 風雪 |
大学の門(連載11月迄) | サンデー毎日 |
人間夜色 | オール読物 |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
○肉体の門 | 風雪社 |
○有楽町夜色 | 林檎書房 |
檻 | 新潮 |
鳩の町草話 | 改造 |
入道雲 | 光 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
○狩られる女 | 草野書房 |
12月
書名 | 発行所 |
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霧 | 別冊文芸春秋 |
不良少女 | 小説新潮 |
○獣の日 | ポリゴン書房 |
昭和23年 1948年 37歳
長男和男誕生
肉体の門 東宝より映画化
大学の門 新東宝より映画化
1月
書名 | 発行所 |
---|---|
不安な女 | 風雪 |
2月
書名 | 発行所 |
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旭町界隈 | 日本小説 |
星を恋ふ男 | 苦楽 |
4月
書名 | 発行所 |
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肉体と精神(花田清輝との往復書簡) | 風雪 |
熱海夜色 | モダン日本 |
5月
書名 | 発行所 |
---|---|
肉体の悪魔(日本小説代表作全集15)収録 | 小山書店 |
6月
書名 | 発行所 |
---|---|
百日紅 | オール読物 |
朝顔 | 人間 別冊 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
現代詩 | 新潮 |
肉体の門(日本文芸家協会創作代表撰集1)に収録 | 講談社 |
肉塊(連載24年11月まで) | 小説世界 |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
青白い腕 | 文芸春秋 |
情婦 | 小説界 |
雁帰る | 別冊風雪 |
12月
書名 | 発行所 |
---|---|
不良少女 | 小説新潮 |
編集者恐怖症 | モダン日本 |
昭和24年 1949年 38歳
住所:杉並区神明町
長女良子誕生
今日われ欲情す 東宝より映画化
不良少女 東横映画より映画化
1月
書名 | 発行所 |
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新粧五人女(連載) | オール読物 |
蓮華観音 | 苦楽 |
冬独居 | 群像 |
刺青 | 中央公論 |
白夜行路(連載) | ロマンス |
春の狐 | 読物時事 |
夜降る雪 | 月刊読売別冊 |
還ってきた夜 | りべらる |
真昼を生きる女(9月まで連載) | 新文庫 |
東京ジャングル | モダン日本 |
2月
書名 | 発行所 |
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続肉体の門 | オール小説 |
肉体の門 第二部 | 群像 |
女体溶けるまで | にっぼん |
3月
書名 | 発行所 |
---|---|
将軍 | 芸術別冊一号 |
今日われ欲情す | にっぽん |
5月
書名 | 発行所 |
---|---|
文芸放談 | 文芸往来 |
天使図 | 別冊文芸春秋 |
6月
書名 | 発行所 |
---|---|
深夜の対話 | 風雪 |
女学生群(連載) | 別冊文芸春秋 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
郷愁の乳房 | ホープ |
春婦以前 | 面白倶楽部 |
途上 | 新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
---|---|
雨の夜景 | 改造文芸 |
わが生活わが文学-肉体文学作家の生活 | 人間 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
避妊結婚 | にっぽん |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
大島 | 群像 |
愛の構図 | 家庭生活 |
罪を知らぬ皮膚 | 読物街 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
象が通る夜 | 文学界 |
自然児 | 世界春秋 |
東京の門(連載)〜S25.5 | タ刊読売 |
東京の門(連載)〜S25.5 | 西日本新聞夕刊 |
官能の流れに | 読物時事 |
昭和25年 1950年 39歳
東京の門 東宝より映画化
春婦伝 「暁の脱走」の名で新東宝より映画化
新粧五人女 東横映画より映画化
1月
書名 | 発行所 |
---|---|
命の秘図 | オール読物 |
未亡人の部屋 | 風雪 |
クリスマスイヴ | スタイル読物版 |
情熱山河(連載)12月号まで | 講談倶楽部 |
東京の谷間(連載)12月号まで | 月刊読売 |
愛情火山(連載) | 婦人生活 |
都会の青草(連載)8月号まで | 共同通信 |
2月
書名 | 発行所 |
---|---|
龍舌蘭 | 小説新潮 |
3月
書名 | 発行所 |
---|---|
女の復讐 | 小説公園 |
処女の記念日 | りべらる |
東京夜曲(連載)12月号まで | 平凡 |
4月
書名 | 発行所 |
---|---|
腕巻き時計 | 新小説 |
崖上の少女 | 別冊文芸春秋 |
5月
書名 | 発行所 |
---|---|
鳥瞰図 | 新潮 |
火のイヴ | 別冊文芸春秋 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
夜の部隊長 | 小説新潮 |
土砂降り | オール読物 |
8月
書名 | 発行所 |
---|---|
女の復讐 第二部 | 小説公園 |
マリアの宿 | 文芸読物別冊 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
秋の風鈴 | 別冊小説新潮 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
土ぼこり | 中央公論 |
12月
書名 | 発行所 |
---|---|
花園町界隈 | 別冊文芸春秋 |
昭和26年 1951年 40歳
美術評論家連盟理事に就任
1月
書名 | 発行所 |
---|---|
禁断花 | 新潮 |
歌舞伎町界隈 | 小説新潮 |
情婦の火(連載)19号・20号 | 別冊文芸春秋 |
東京不夜城(連載)27年3月まで | 講談倶楽部 |
女豹の地図(連載)12月号まで | ロマンス |
都会の白鳥(連載) | モダンロマンス |
2月
書名 | 発行所 |
---|---|
三光町界隈 | 小説新潮 |
3月
書名 | 発行所 |
---|---|
戦場の顔 | 文芸 |
4月
書名 | 発行所 |
---|---|
熱海心中 | オール読物 |
5月
書名 | 発行所 |
---|---|
湯の町芸者 | 小説新潮 |
情熱山河・都会の青草 | |
「傑作長編小説全集4」に収録 | 講談社 |
妖精氷結 | 別冊文芸春秋21 |
6月
書名 | 発行所 |
---|---|
永遠に我愛す | 婦人生活 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
私は戦後派ではない(連載)27年12迄 | 平凡 |
白いヒトデ | 別冊文芸春秋22 |
8月
書名 | 発行所 |
---|---|
野の虹 | オール読物 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
焼酎を飲む女 | 別冊小説新潮 |
狂犬 | 別冊文芸春秋23 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
石仏と裸女 | 別冊文芸春秋24 |
昭和27年 1952年 41歳
二一ス国際ペンクラプ大会に日本代表として丸岡明等と参加。
次女友絵誕生
1月
書名 | 発行所 |
---|---|
舗道の白鳥 | オール読物 |
女剣士 | 小説新潮 |
真珠の頚飾り | 別冊小説新潮 |
美しき暗礁(連載) | ロマンス |
2月
書名 | 発行所 |
---|---|
消えた女 | 別冊文芸春秋 |
6月
書名 | 発行所 |
---|---|
肉体文学の方向 | 文芸 |
風の足跡 | 小説新潮 |
虹を呼ぷ人(連載)28年5月まで | キング |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
永遠に我愛す・私は戦後派ではない 「傑作長編小説全集18」に収録 | 講談社 |
12月
書名 | 発行所 |
---|---|
巴里の門 | 別冊文芸春秋 |
白い望楼(連載) | 京都新聞 |
昭和28年 1953年 42歳
日本文芸家協会理事に就任
2月
書名 | 発行所 |
---|---|
影絵の街 | 別冊文芸春秋32 |
3月
書名 | 発行所 |
---|---|
青線区域 | オール読物 |
風のなかの都(連載)29年2月まで | 婦人倶楽部 |
4月
書名 | 発行所 |
---|---|
失われた道徳(座談会) | 新日本文学 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
傷だらけの街 | 面白倶楽部 |
女の一生(連載)29年12月まで | 婦人生活 |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
東京の門・愛情火山・春婦伝・不良少女「現代長編名作全集13」に収録 | 講談社 |
11月
書名 | 発行所 |
---|---|
荒廃の名画 | 文芸 |
土用波 | 別冊小説新潮 |
ある隣人 | 小説公園 |
昭和29年 1954年 43歳
9月13日 母明世逝く。
1月
書名 | 発行所 |
---|---|
元宵節前夜 | 傑作倶楽部 |
2月
書名 | 発行所 |
---|---|
女との距離 | 別冊文芸春秋38 |
3月
書名 | 発行所 |
---|---|
黄土の人 | 群像 |
6月
書名 | 発行所 |
---|---|
断崖の花々(連載)30年7月まで | キング |
天使は生きている | キング増刊号 |
7月
書名 | 発行所 |
---|---|
風のなかの都 | 傑作倶楽部 |
窖の青春 | 別冊文芸春秋40 |
8月
書名 | 発行所 |
---|---|
情婦と妻 | 講談倶楽部 |
幻のTAMURA-MUSEUM-わが夢を語る- | 文芸 |
9月
書名 | 発行所 |
---|---|
裸女のいる隊列 | 別冊文芸春秋42 |
10月
書名 | 発行所 |
---|---|
遠征幻想 | 新潮 |
12月
書名 | 発行所 |
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蕾の季節 | 傑作倶楽部 |
老娼の死 | オール読物 |
暗い波間 | 週刊朝日別冊 |
昭和30年 1955年 44歳
1月
書名 | 発行所 |
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わかもの | 改造 |
2月
書名 | 発行所 |
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春の座席(連載)9月まで | 東京タイムズ |
残された肖像 | 小説公園 |
3月
書名 | 発行所 |
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母の花 | 文芸 |
4月
書名 | 発行所 |
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赤い帆の下で | 別冊文芸春秋45 |
餃子時代 | 小説新潮 |
5.月
書名 | 発行所 |
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青春安吾 | 小説新潮 |
夜の陸橋 | オール読物 |
7月
書名 | 発行所 |
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ある死 | 文芸 |
8月
書名 | 発行所 |
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蝶 | 別冊文芸春秋47 |
ある勝負 | 小説新潮 |
9月
書名 | 発行所 |
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炎の絵 | 小説公園 |
11月
書名 | 発行所 |
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見知らぬ季節 | 小説新潮 |
昭和31年 1956年 45歳
7月、第28回国際ペンクラプ大会にオプザーバーとして参加のため、夫人同伴で渡欧、32年3月まで巴里に滞在。欧州を漫遊する傍ら巴里では藤田嗣治ら画家達とも交流し、自らも絵画教室に通うなどして、多くの美術作品を創作した。
1月
書名 | 発行所 |
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乳母車物語 | 小説公園 |
札つき女 | 講談倶楽部 |
2月
書名 | 発行所 |
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さまよう青春 | キング |
3月
書名 | 発行所 |
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青鬼 | 中央公論 |
白い麻薬 | 文芸 |
4月
書名 | 発行所 |
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流れ雛 | 小説新潮 |
菊根分 | オール読物 |
5月
書名 | 発行所 |
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地獄は薔薇でいっぱいだ(連載) | 週刊サンケイ |
ある死「日本文芸家協会創作代表撰集17」に収録 | 講談社 |
6月
書名 | 発行所 |
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逃げた魚 | 別冊文芸春秋52 |
新蝶々夫人 | 小説新潮 |
不良女学生 | 小説倶楽部 |
私はもう帰らない(連載)32.3まで | 産経時事夕刊 |
7月
書名 | 発行所 |
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ところてん | 文学界 |
青線の女たち | キング |
裸婦図 | 講談倶楽部 |
昭和32年 1957年 46歳
3月、欧州より帰朝
5月
書名 | 発行所 |
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重い車輪 | 中央公論 |
鐘の音 | 文芸春秋 |
6月
書名 | 発行所 |
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四年目の女 | オール読物 |
8月
書名 | 発行所 |
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緋色のマント | キング |
切れ長の眼 | 小説新潮 |
白い脂肪 | 講談倶楽部 |
10月
書名 | 発行所 |
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真昼の霧 | 講談倶楽部 |
11月
書名 | 発行所 |
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勁い草 | 小説新潮 |
12月
書名 | 発行所 |
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崩れた壁 | 講談倶楽部 |
砂地 | 別冊文芸春秋57 |
東京の秘密(連載)33.7まで | 東京タイムズ |
昭和33年 1958年 47歳
三女青絵誕生
2月
書名 | 発行所 |
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真昼の女 | 小説倶楽部 |
実験動物 | 別冊文芸春秋62 |
4月
書名 | 発行所 |
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黄昏時の秘密 | 講談倶楽部 |
餅肌の女 | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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夏の花 | 小説倶楽部 |
7月
書名 | 発行所 |
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裾貧乏 | 週刊新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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法事帰りの女 | 小説新潮 |
タ顔の垣 | 講談倶楽部 |
肉体の門「現代日本文学全集88」収録 | 筑摩書房 |
10月
書名 | 発行所 |
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母の情人 | 別冊小説新潮 |
若い河 | 婦人生活 |
昭和34年 1959年 48歳
現代画廊の経営を始める。(36年ころまで)
1月
書名 | 発行所 |
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痣のある女 | 小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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定窯の壷 | 日本 |
3月
書名 | 発行所 |
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姦通 | 小説新潮 |
襲撃 | 週刊新潮 |
4月
書名 | 発行所 |
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怠け者の弁 | 早稲田文学 |
5月
書名 | 発行所 |
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愛の断層 | 講談倶楽部 |
7月
書名 | 発行所 |
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肌の孤独 | 小説新潮 |
愛の歴史「現代長編小説全集33」収録 | 講談社 |
12月
書名 | 発行所 |
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伊勢湾台風 | 小説新潮 |
昭和35年 1960年 49歳
2月
書名 | 発行所 |
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群狼の街(連載)12月号まで | 講談倶楽部 |
4月
書名 | 発行所 |
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虫 | 群像 |
奇妙な夜 | 小説新潮 |
9月
書名 | 発行所 |
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埴輪の女 | オール読物 |
11月
書名 | 発行所 |
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消えた歌 | 小説中央公論 |
12月
書名 | 発行所 |
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ピカソの女 | 小説新潮 |
昭和36年 1961年 50歳
現代画廊廃業
2月
書名 | 発行所 |
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色女房 | 小説新潮 |
3月
書名 | 発行所 |
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自分の肌 | 講談倶楽部 |
6月
書名 | 発行所 |
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煙管 | 群像 |
7月
書名 | 発行所 |
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息子の愛人 | 小説新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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火線の女 | 講談倶楽部 |
10月
書名 | 発行所 |
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肉体の門を書いたころ | 群像 |
妻に刺青を | 小説新潮 |
昭和37年 1962年 51歳
阿川弘之とともに東南アジアに旅行
1月
書名 | 発行所 |
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不死鳥 | 別冊小説新潮 |
わが文壇青春記(連載)12月号まで | 小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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わが小説-春婦伝 | 朝日新聞 |
罪を呼ぶ肌 | 講談倶楽部 |
5月
書名 | 発行所 |
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アンコール暮色 | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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花模様のある寝台 | 講談倶楽部 |
7月
書名 | 発行所 |
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二丁目新景 | 別冊小説新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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ある香港人 | 群像 |
10月
書名 | 発行所 |
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紫陽花 | 別冊小説新潮 |
青の情事 | 講談倶楽部 |
12月
書名 | 発行所 |
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文士気質の自己診断(高見順との対談) | 風景 |
昭和38年 1963年 52歳
肉体の門 「女体」の名で東宝より映画化
2月
書名 | 発行所 |
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女体追跡 | 小説新潮 |
裸婦と画商 | 小説現代創刊号 |
5月
書名 | 発行所 |
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蝶の巣 | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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女画商 | 小説現代 |
8月
書名 | 発行所 |
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傷ついた夏 | 週刊女性 |
11月
書名 | 発行所 |
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群馬調教 | 小説新潮 |
12月
書名 | 発行所 |
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隠沼 | 小説現代 |
昭和39年 1964年 53歳
ドキュメント映画「新女・女・女物語」を監督
肉体の門・春婦伝 日活より映画化
1月
書名 | 発行所 |
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女拓(連載)12月号まで | 中央公論 |
3月
書名 | 発行所 |
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男鹿 | 群像 |
4月
書名 | 発行所 |
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金婚の志賀先生 | 朝日新聞 |
5月
書名 | 発行所 |
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暗い渇き | 小説現代 |
6月
書名 | 発行所 |
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その代償 | 小説新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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白い歯 | 小説新潮 |
もっとも印象に残った批評 | 群像 |
対談おんなの話 対北原武夫 | 風景 |
9月
書名 | 発行所 |
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蝗 | 文芸 |
ある結実 | 婦人生活 |
10月
書名 | 発行所 |
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通り魔 | 小説現代 |
11月
書名 | 発行所 |
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地雷源 | 群像 |
見えない傷 | 小説新潮 |
昭和40年 1965年 54歳
日本文芸家協会代表として奥野健男、大原富枝とともにソ連作家同盟の招待で9月ソビエトヘ。
ソ連船バイカル号で横浜を発ち、シベリア鉄道経由でモスクワに入り、ソ連作家同盟と新日本文学会の文学シンポジュームにオブザーバーとして参加ののち、ソ連各地やポーランド、チェコで文学者と交流。
その後、南仏からスペインに遊ぴ、11月、巴里のモンパルナスで交通事故の為骨折入院した。
1月
書名 | 発行所 |
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鴎 | 小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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戦場と私-戦争文学ともう一つの目 | 朝日新聞タ刊 |
3月
書名 | 発行所 |
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一つの日没 | 小説新潮 |
5月
書名 | 発行所 |
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短刀 | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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逢わなかった男(長谷川利行のこと) | 風景 |
8月
書名 | 発行所 |
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極北の人(逸見猶吉のこと) | 風景 |
黒い鴉 | 群像 |
山上陣地 | オール読物 |
黄塵に消える | 小説現代 |
9月
書名 | 発行所 |
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静かなる日没 志賀直哉の晩年 | 風景 |
男たちの河 | 小説新潮 |
10月
書名 | 発行所 |
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完壁な近代作家-高見順 | 群像 |
最低の自画像 | 小説現代 |
昭和41年 1966年 55歳
日本ペンクラブ専務理事 日本近代文学館理事に就任
ドキュメンタリー映画「シャッター 0」を監督。
茨城県笠間市郊外に文学碑完成。5月除幕式。
碑には作品集「女拓」中の「獺の女」の一節「男と女の間には愛でもない欲情でもないもっと神秘なものがある」が刻まれ、朝井閑右衛門筆の裸婦像が描かれている。
2月
書名 | 発行所 |
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鯉のいのち | 小説新潮 |
5月
書名 | 発行所 |
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春婦伝・破壊された女「昭和戦争文学全集3」に収録 | 集英社 |
6月
書名 | 発行所 |
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崎形 | 小説新潮 |
閃光のなかの顔 | 小説現代 |
密猟者 | オール読物 |
8月
書名 | 発行所 |
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市場の蝿 | オール読物 |
9月
書名 | 発行所 |
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失われた男 | 群像 |
10月
書名 | 発行所 |
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白い噴炎 | 別冊小説現代 |
水筒のなかの男 | 小説新潮 |
現代と作家 田辺茂一との対談 | 風景 |
昭和42年 1967年 56歳
住所新宿区西大久保
7月11日脳血栓のため倒れ日比谷病院に40日間入院ののち、信州鹿教湯温泉にて半年ほどリハビリに努め、回復。
しかし、これ以後、歩行には杖と足に歩行金具の着装とが必要となる。
1月
書名 | 発行所 |
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深い傷のなかで | オール読物 |
悪銭 | 別冊小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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黄色恐怖 | 小説新潮 |
3月
書名 | 発行所 |
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縞のあるガラス | 小説現代 |
5月
書名 | 発行所 |
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居酒屋にて | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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重い空の下で | オール読物 |
7月
書名 | 発行所 |
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一寸の虫 | 別冊小説新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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包囲のなかで | オール読物 |
9月
書名 | 発行所 |
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浮き藻たち | 小説新潮 |
裏切りの構図 | 小説現代 |
昭和43年 1968年 57歳
住所世田谷区代沢
1月
書名 | 発行所 |
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脳卒中との孤独な戦い | 文芸春秋 |
肉体の悪魔他6点 「日本現代文学全集94」に収録 | 講談社 |
3月
書名 | 発行所 |
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肉体が人間である 「昭和批評大系」に収録 | 番町書房 |
5月
書名 | 発行所 |
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肉体の悪魔「現代文学大系」に収録 | 筑摩書房 |
昭和44年 1969年 58歳
4月
書名 | 発行所 |
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列外放馬の感 | 新潮 |
5月
書名 | 発行所 |
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肉体の悪魔他5点 「日本文学全集67」に収録 | 集英社 |
6月
書名 | 発行所 |
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ころんでも必ず起きる | 東京新聞タ刊 |
11月
書名 | 発行所 |
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冥土の話 | 群像 |
馬は誰のもの | 小説新潮 |
愛の歴史他5点 「現代長編文学全集27」に収録 | 講談社 |
昭和45年 1970年 59歳
2月
書名 | 発行所 |
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死ぬということ | 風景 |
4月
書名 | 発行所 |
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ながれ藻 | 別冊小説新潮 |
わかれ旅 | オール読物 |
6月
書名 | 発行所 |
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人間と機械 | 早稲田文学 |
10月
書名 | 発行所 |
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肉体の門「日本の文学」に収録 | 中央公論社 |
昭和46年 1971年 60歳
1月
書名 | 発行所 |
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昨日の花々 | 別冊小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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激しい血 | 風景 |
3月
書名 | 発行所 |
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檻「兵士の物語」に収録 | 立風書房 |
4月
書名 | 発行所 |
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自由な女の季節 | 別冊小説新潮 |
7月
書名 | 発行所 |
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もういない女 | 別冊小説新潮 |
8月
書名 | 発行所 |
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夕日炎々 | 群像 |
11月
書名 | 発行所 |
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「春婦伝」わが青春-長い長い冬のあと- | 間題小説増刊号 |
昭和47年 1972年 61歳
11月京都で行われた、日本ペンクラブ主催 日本文化研究国際会議に運営委員会代表委員として参画、大会成功のため尽力した。この時の総委員長は川端康成であった。
1月
書名 | 発行所 |
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戸山ケ原 | 別冊小説新潮 |
3月
書名 | 発行所 |
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美術の鑑賞 | 産経新聞タ刊 |
4月
書名 | 発行所 |
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タ日に踊る | 別冊小説新潮 |
5月
書名 | 発行所 |
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火野葦平氏の死の構築 | 新潮 |
7月
書名 | 発行所 |
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死の密会 | 小説宝石 |
9月
書名 | 発行所 |
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白い夏 | 小説新潮 |
11月
書名 | 発行所 |
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金の愛、銀の愛 | 小説宝石 |
12月
書名 | 発行所 |
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含羞の人・「桜」のころ 「坂口安吾研究」に収録 | 冬樹社 |
昭和48年 1973年 62歳
日本ペンクラプ副会長に就任
3月
書名 | 発行所 |
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夜霧の女たち | 小説宝石 |
雪子 | 小説新潮 |
蝗 「現代日本文学大系」に収録 | 筑摩書房 |
4月
書名 | 発行所 |
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新宿日常 | 小説新潮 |
6月
書名 | 発行所 |
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愛が逃げてゆく | 小説宝石 |
私の愛蔵品-ギリシャの古壼 | 群像 |
7月
書名 | 発行所 |
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おいしい話 | 小説新潮 |
赤筒 | 風景 |
8月
書名 | 発行所 |
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乱れ咲く花々 | 週刊小説 |
10月
書名 | 発行所 |
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たのしかりきわが陣地 | 小説サンデー毎日 |
女たちの真夜中 | 別冊小説新潮 |
11月
書名 | 発行所 |
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情熱の喪章 | 小説宝石 |
みだれとぶタ灼け雲 | 週刊小説 |
川端さんの古美術好き(月報) | 川端康成全集 |
12月
書名 | 発行所 |
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北原武夫追悼-北原武夫を悼む | 文芸 |
北原武夫の死 | 新潮 |
昭和49年 1974年 63歳
1月
書名 | 発行所 |
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冬の道 | 別冊小説新潮 |
2月
書名 | 発行所 |
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北国への旅 | 週刊朝日 |
3月
書名 | 発行所 |
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罠にかかった女 | 週刊小説 |
6月
書名 | 発行所 |
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夏は巡り来ぬ | 週刊小説 |
8月
書名 | 発行所 |
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暑い夏 | 週刊小説 |
11月
書名 | 発行所 |
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花は枯れない | 週刊小説 |
季節の涯 | 小説宝石 |
夜霧 | 小説CLUB増刊 |
昭和50年 1975年 64歳
2月
書名 | 発行所 |
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結婚の賭 | 小説宝石 |
3月
書名 | 発行所 |
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艶情京劇の女 | 小説CLUB増刊 |
乾いた砂地 | 小説小説 |
5月
書名 | 発行所 |
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愛ある運河 | 週刊小説 |
6月
書名 | 発行所 |
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愛欲の果てに | 問題小説 |
タ映えの幻花 | 小説宝石 |
成熟の季節 | 週刊小説 |
7月
書名 | 発行所 |
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はるかなる愛の戦場 | 別冊小説CLUB |
8月
書名 | 発行所 |
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暑い夏 | 週刊小説 |
9月
書名 | 発行所 |
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乾いた舗道 | 別冊小説CLUB |
10月
書名 | 発行所 |
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わが夏の花々 | 週刊小説 |
11月
書名 | 発行所 |
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悶える紅葉 | 別冊小説CLUB |
結婚の賭 | 小説宝石 |
12月
書名 | 発行所 |
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愛しあう二人 | 週刊小説 |
昭和51年 1976年 65歳
1月
書名 | 発行所 |
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吹雪の街で | 小説現代 |
2月
書名 | 発行所 |
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白い遍歴 | 別冊小説CLUB |
4月
書名 | 発行所 |
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ある女の華燭 | 小説宝石 |
6月
書名 | 発行所 |
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乱れ咲く花々 | 週刊小説 |
7月
書名 | 発行所 |
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女の選択 | 別冊小説現代 |
昭和52年 1977年 66歳
1月
書名 | 発行所 |
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失われた愛の季節 | 月刊小説 |
9月
書名 | 発行所 |
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泥のような愛 | 小説宝石 |
11月
書名 | 発行所 |
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有縁ぱなし | オール読物 |
昭和53年 1978年 67歳
1月
書名 | 発行所 |
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超美人ではない | オール読物 |
昭和56年 1981年 70歳
9月4日軽井沢の別荘で脳血栓のため、倒れる。
奥野健男氏と老酒を痛飲しつつ文学を語り合った翌朝の事であった。
昭和57年 1982年 71歳
この頃より糖尿病を併発し入退院を繰り返す。
昭和58年 1983年 72歳
11月2日
飯田橋の警察病院で永眠 告別式は世田谷の自宅で行われ、丹羽文雄、李香蘭、朝井閑右衛門等各界から多くの友人が参列した。
西武所沢霊園に眠る。