大渕 憲一/著 -- 筑摩書房 -- 2006.7 -- 371.47

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /371/オ/ 120726336 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 思春期のこころ
タイトルカナ シシュンキ ノ ココロ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 大渕 憲一 /著  
著者カナ オオブチ ケンイチ
出版者 筑摩書房
出版年 2006.7
ページ数 174p
大きさ 18cm
一般件名 青年期
ISBN 4-480-68741-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 371.47
内容紹介 少年事件は本当に凶悪化しているのか? なぜ子どもたちはイライラするのか? どこまで自主性に任せ、どこから介入すべきか? この時代を生きる子どもたちと、彼らを見守る親たちに役立つ入門書。
著者紹介 1950年秋田県生まれ。東北大学博士課程中退。同大学院文学研究科教授。専門は社会心理学。特に、人間の攻撃性と紛争解決の心理的解析を行う。著書に「満たされない自己愛」など。

目次

第一章 思春期とは何だろう?
  「思春期」という意味
  思春期とは、どの時期?
第二章 自意識と引きこもり
  思春期の自意識-自分とはどんな人間なのかを知りたい
  みんなが自分を見ている?
  自意識というストレス
  劣等感
  自意識は女性のほうが強い
  引きこもりや登校拒否の原因とは?
  子どものストレス
  「できる子」の挫折
  対人恐怖-人目が異常に気になる子どもたち
第三章 思春期の人間関係
  小学校の友達-遊べれば誰でもいい
  思春期の友達-排他的で閉じた仲間意識
  友達から認められたいという欲求(社会的受容欲求)
  友達からの影響と断りきれない心理(集団圧力)
  男の子と女の子の違い
  自信のなさと、傷つきやすい友達関係
  友達ができにくい子どものタイプ
  ほかの子についていけない子ども
  わがままな子ども
第四章 いじめ
  いじめが原因の暴力事件や自殺
  いじめる側の心理
  優越と支配の欲求
  自分の価値に自信がないから人をいじめる
  いじめの集団心理と支配構造
  いじめにはどう対処するか
  好き嫌いは理屈ではない
  悪質ないじめ
  子どもがいじめの被害を隠したがる理由
第五章 青年期の反社会性
  自主性の高まりとともに芽生える反抗心
  思春期心理と反社会性
  欲望・関心の高まり
  自律への欲求
  「一途さ」は「一面的なものの見方」
  不安定で傷つきやすい自尊心
  集団性こそが少年事件の特徴
  青年期型反社会性
  マチュレーション・ギャップ-生物学的成熟と社会的成熟のずれ
第六章 少年犯罪の実際
  どんな非行が多いのか
  万引き
  バイク盗
  ひったくり、オヤジ狩り、恐喝
  動機のわかりにくい少年の凶悪事件
  凶悪事件を起こすのはどんな少年か
  典型的な非行少年タイプ(Aタイプ)
  発達障害タイプ(B1)
  精神障害タイプ(B2)
第七章 メディアの影響
  映像と暴力
  暴力ビデオと犯罪
  影響を受けやすいタイプの子どもたち
  TVゲームへの警鐘
  中毒になる、ゲームの強い嗜癖性
  ゲームに触発された少年事件
  ゲームとどうつき合うか
あとがき
参考文献