戸根 住夫/著 -- 信山社 -- 2008.5 -- 327.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /327.2/ト/ 115873903 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 訴訟と非訟の交錯
タイトルカナ ソショウ ト ヒショウ ノ コウサク
叢書名 学術選書
著者 戸根 住夫 /著  
著者カナ トネ スミオ
出版者 信山社
出版年 2008.5
ページ数 10,315,5p
大きさ 22cm
一般件名 民事訴訟法 , 非訟事件手続法
ISBN13桁 978-4-7972-6056-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 327.2
内容紹介 比較的等閑視されているか、安易な通説が無反省に支持されていると思われる分野を対象に、従来の裁判例、議論を仔細に検討。今後の民事手続法学へ新しい道筋を示す。

目次

1 訴訟と非訟
  一 序説-訴訟事件と非訟事件の区別に関する理論の概要-
  二 最高裁判所判例に見る訴訟事件と非訟事件の区別
  三 非訟事件の裁判の前提問題と民事訴訟
  四 非訟事項を本案とする民事保全命令
2 財産分与請求の裁判手続
  一 はじめに
  二 財産分与請求にかかる非訟事件の裁判
  三 具体的内容形成前の財産分与請求権に関する民事訴訟
  四 具体的内容形成後の財産分与請求権に関する民事訴訟
  五 財産分与と離婚慰籍料との関係についてのいわゆる包括説に対する疑問
  六 財産分与請求を本案とする仮差押、仮処分
3 瑕疵のある非訟事件の裁判の確定と訴訟裁判所の判断
  一 事案の概要
  二 嫡出推定と親子関係不存在確認訴訟
  三 血縁上の父による特別養子の認知
  四 非訟事件の確定裁判の取消し、変更
  五 非訟事件の裁判の確定と関連民事訴訟の適否
  六 非訟事件の裁判の瑕疵に関する訴訟裁判所の判断の限界
4 訴訟手続の受継に関する裁判の問題点
  一 序説
  二 受継申立て却下の裁判は決定事項か
  三 判決後の受継を命ずる裁判は決定事項か
  四 受継の許否に関する審理の手続
  五 むすび-立法論の一斑
5 請求の放棄、認諾に関する現行法上の問題点
  一 はじめに
  二 一方的放棄、認諾行為の容認から生ずる個別的問題点
  三 放棄、認諾調書の既判力
  四 むすび
6 人事、家事関係訴訟の適正手続と管轄
  一 はじめに
  二 人事訴訟の性質と適正手続
  三 家庭裁判所移管論の破綻
7 仮差押命令における目的物の表示
  一 はじめに
  二 民事訴訟法旧規定下における理論と実務の概観
  三 民事保全法第二一条の趣旨
  四 仮差押命令における目的物の表示と保全異議の事由
  五 仮差押命令に関する新しい書式例の提唱
8 民事執行、保全による時効中断の問題点
  一 はじめに
  二 民事執行による時効の中断
  三 民事保全による時効の中断
9 民事保全の競合・抵触
  一 序論
  二 仮差押え相互間の競合
  三 仮差押えと仮処分の競合
  四 仮処分相互間の競合
10 人事訴訟と民事保全
  一 問題点の概観
  二 人事訴訟の附帯処分と民事保全命令
  三 人事訴訟を本案とする仮の地位を定める仮処分の否認