徳田 賢二/著 -- 筑摩書房 -- 2021.2 -- 331.84

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ティーン /331/ト/ 121128623 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 値段がわかれば社会がわかる
タイトルカナ ネダン ガ ワカレバ シャカイ ガ ワカル
副書名 はじめての経済学
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 徳田 賢二 /著  
著者カナ トクダ ケンジ
出版者 筑摩書房
出版年 2021.2
ページ数 201p
大きさ 18cm
一般件名 価格
ISBN13桁 978-4-480-68391-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 331.84
内容紹介 私たちの社会生活において「経済」の占める割合は大きい。そのしくみはいったいどのようなものか。読み解くためのカギは「値段」にある。具体的な生活場面に即しながら、経済学の初歩をやさしく解説する。
著者紹介 1947年生まれ。一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行などを経て、開志専門職大学事業創造学部教授。著書に「流通経済入門」等。

目次

本書のねらい
プロローグ 昔はおにぎりには値段がなかった
第1章 私たちは値段を頼りに買うしかないのだろうか
  1 ものを買うとは何だろう
  2 実は買い手は商品のことを知らない
  3 なぜ私が来ることをあらかじめ知っているのだろう
  4 私たちの眼は二眼レフ
  5 値段は経済のキープレーヤー
第2章 経済のあれこれは値段が調整してくれる
第3章 掛かった生産費用を取り戻せるだろうか
  1 ものを作るとは何だろう
  2 売れないのが最も困る
  3 利益を大きくしたい
  4 リスクの少ない行動を選択する
  5 いよいよ出荷へ
  6 値段は生産者の生命線である
第4章 値段が市場で瞬時に決まるしくみとは
  1 現実の市場はどういうしくみなのだろう
  2 市場には商品も企業も集まってくる
  3 卸が市場の要で、売り買いをさばく
  4 競り取引で公正な値段を創る
  5 市場というしくみを経済学的に考えよう
  6 競り(オークション)のしくみとは
  7 需要と供給はどのように値段を決めるのだろう
第5章 売り切るには、戦略的に値段を決めるしかない
  1 小売店にとって値段とは何だろう
  2 店では値段をどう決めるのだろう
  3 消費者がどう評価しているか
  4 消費者の「お買い得」な値段を探る
  5 他店との値段の競争もある
  6 値段を売り込む戦略を探る
  7 こうして売る値段が決まってくる
第6章 最後の関門、消費者の値段を見る厳しい眼
  1 私たちはなぜ、瞬間的に適切な値段かどうか判断できるのか
  2 買い物の心理と行動の流れ
  3 私たちは必ずしも合理的に判断するわけではない
  4 売り手が働きかける買い物心理
  5 私たちも経験を積み重ね、直感を磨こう
おまけの章 値段に見えない値段もある
おわりに 経済学の入り口から見えるもの
謝辞
参考文献