西谷 修/著 -- 筑摩書房 -- 2016.7 -- 209

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /209/ニ/ 121005755 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 戦争とは何だろうか
タイトルカナ センソウ トワ ナンダロウカ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 西谷 修 /著  
著者カナ ニシタニ オサム
出版者 筑摩書房
出版年 2016.7
ページ数 195p
大きさ 18cm
一般件名 戦争-歴史
ISBN13桁 978-4-480-68956-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 209
内容紹介 戦争か侵攻か? 正義はどこにあるのか? 戦争する権利の誕生、共和国と義勇兵、戦争の世界化と総力戦、核兵器の登場、冷戦後の世界と9.11…。戦争について、歴史をさかのぼって考える。
著者紹介 1950年愛知県生まれ。東京都立大学フランス文学科修士課程修了。哲学者。立教大学大学院文学研究科特任教授。著書に「夜の鼓動にふれる」「<テロル>との戦争」など。

目次

はじめに
  戦争の輪郭/核兵器という限界/日本の「戦後」が終わる?/軍事力で平和は守られるのか/日本は戦争のできる国になるのか
第一章 戦争って何?
  戦争をさかのぼる/集団が個にまさる時/戦争はリセットと展開の元となってきた
第二章 国家間秩序
  最初のヨーロッパ大戦/主権国家体制の成立/戦争する権利の誕生
第三章 国民と国民の戦争
  共和国と義勇兵/国民軍の形式/国民と国民の戦争/メディアと共通意識
第四章 世界大戦への道
  新たなヨーロッパ大戦/戦争の世界化と総力戦/国際連盟と戦争の罪悪視
第五章 世界戦争とその顚末
  総力戦とジェノサイド/核兵器の登場/戦争の原則禁止と人類に対する罪/戦争の不可能性/植民地独立戦争/ベトナムの二十世紀/新しい世界秩序、国際連合/資本主義、社会主義、そして新たな勢力/冷戦の終結そして湾岸戦争へ/ベトナム戦争の教訓
第六章 冷戦後の世界から九・一一に至るまで
  「テロ」という用語/テロリストとの「戦争」/アフガニスタンの「民主化」/非対称的戦争と国家の暴力/「テロとの戦争」の成果/終りなき戦争と「安全保障」/戦争の経済化/「テロリスト」という人間のカテゴリー/「テロとの戦争」のからくり/「テロとの戦争」の十五年/「新しい戦争」/「非人間」あるいは「コナトゥス」なき存在
おわりに