堀切 実/著 -- ぺりかん社 -- 2015.10 -- 911.32

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資料詳細

タイトル 現代俳句にいきる芭蕉
タイトルカナ ゲンダイ ハイク ニ イキル バショウ
副書名 虚子・波郷から兜太・重信まで
著者 堀切 実 /著  
著者カナ ホリキリ ミノル
出版者 ぺりかん社
出版年 2015.10
ページ数 318p
大きさ 20cm
一般件名 俳句-歴史
ISBN13桁 978-4-8315-1423-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 911.32
内容紹介 芭蕉は現代俳句にどのようにいきているのか。現代の俳句の繁栄を導いた虚子をはじめとして、戦前・戦後の昭和俳句史に活躍した俳人たちを、芭蕉という視点からとらえなおし、俳句とは何かを原点から読み解く。
著者紹介 1934年東京生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。同大学名誉教授。文学博士。日本近世文学、俳文学専攻。著書に「蕉風俳論の研究」など。

目次

Ⅰ 虚子から秋桜子へ
  一 虚子の芭蕉観-俳句の「伝統」をどのようにみるか-
  二 虚子の「芭蕉句三種類」説をめぐって-風体としての「かるみ」論-
  三 「景」を写して「情」を詠む-秋桜子の方法と波郷-
Ⅱ 俳句の近代-波郷を核として-
  一 芭蕉と近代俳人たち-楸邨・波郷・誓子・草田男-
  二 波郷と俳句文体
  三 波郷の韻文精神
  四 波郷の散文精神-『江東歳時記』とわたし-
Ⅲ 俳句私小説論-俳句表現構造論へ向けて-
  一 俳句は私小説なり-波郷のなかの葛西善蔵-
  二 私小説性からの脱出-藤田湘子の波郷観-
  三 俳句私小説論のゆくえ
Ⅳ 俳句の現代
  一 芭蕉と現代俳人たち-龍太・澄雄・兜太-
  二 情感の頂点で発止と打出される句-森澄雄の波郷論-
  三 “型”にはめる、“型”にはまる-金子兜太の波郷論-
  四 俳句は叙情詩なり-能村登四郎の世界-
  五 「多行形式俳句」という挑戦-高柳重信論-
  六 「俳句即生活」説と「心象造型」論-高柳重信の波郷観-