野村 俊一/編 -- 東北大学出版会 -- 2012.3 -- 521.8

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /521.8/ケ/ 116785981 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 建築遺産 保存と再生の思考
タイトルカナ ケンチク イサン ホゾン ト サイセイ ノ シコウ
副書名 災害・空間・歴史
著者 野村 俊一 /編, 是澤 紀子 /編  
著者カナ ノムラ シュンイチ,コレサワ ノリコ
出版者 東北大学出版会
出版年 2012.3
ページ数 5,540p
大きさ 19cm
一般件名 建築-日本 , 建築物-保存・修復
ISBN13桁 978-4-86163-189-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 521.8
内容紹介 歴史的建造物の保存と再生に関わるさまざまな問題を、「理念」「文化」「産業」など6つのキーワードから考える。東日本大震災をきっかけに、2011年に開催された「災害・空間・歴史シンポジウム」(全6回)をもとに構成。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序-保存と再生をめぐるさまざまな課題を解きほぐすために 野村 俊一/著 1-27
宮城県気仙沼小々汐地区の民家・尾形家を事例として
  講演
後藤 治/述 31-45
過去の震災から何を学ぶか
  災害後にできること
足立 裕司/述 47-65
質疑応答 67-92
災害前にすべきこと、災害後にできるかもしれないこと
  視点
光井 渉/著 93-103
有備館の歴史を再検討する
  講演
佐藤 憲一/述 107-119
郷校・有備館の建築について
  講演
永井 康雄/述 121-137
有備館の人材育成と儒教文化
  講演
大川 真/述 139-152
質疑応答 153-159
被害と復興の構図
  災害時の歴史的建造物をめぐって
藤川 昌樹/著 161-176
建築遺産継承の手法論
  私たちが実践できる道を求めて
窪寺 茂/述 179-196
災害復旧の技術をめぐって
  建築家からの視点
伊郷 吉信/述 197-210
質疑応答 211-228
建築の保存・再生の源泉
  感動を味わう楽しさ
西澤 泰彦/著 229-242
時を湛えた空間
  歴史学における「空間」の発見
佐藤 弘夫/述 245-262
行為と感応の場としての「空間」
  表象の読み方を考える
長岡 龍作/述 263-284
日本建築史における「空間」概念
  研究史的検討、有効性と限界
藤井 恵介/述 285-302
質疑応答 303-316
空間から建築体へ
  視点
田路 貴浩/著 317-340
保存と活用の相克
  オーセンティシティの確保と登録有形文化財の役割をめぐって
矢野 和之/述 343-364
文化財的・工学的・社会的
  構造の視点から保存と活用を考える
花里 利一/述 365-388
質疑応答 389-406
災害時の保護制度
  歴史的建造物の保存・活用の可能性を考える
清水 真一/著 407-417
震災前・震災後における岩手県陸前高田市今泉集落と気仙大工
  講演
高橋 恒夫/述 421-444
三陸沿岸地域における歴史的景観と生業
  大規模イエ経営体と危機対応
斎藤 善之/述 445-470
質疑応答 471-486
明治・昭和三陸津波後の「復興」と漁村社会
  視点
青井 哲人/著 487-506
建築遺産をめぐる知恵を共有し、継承するために 是澤 紀子/著 521-524
白黒思考を超えた眼差しを 野村 俊一/著 525-527