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菅原 正子/著 -- 吉川弘文館 -- 2025.2 -- 210.4

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /210.4/ス/ 117430421 成人一般 可能 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世の家族と政治・法
タイトルカナ チュウセイ ノ カゾク ト セイジ ホウ
著者 菅原 正子 /著  
著者カナ スガワラ マサコ
出版者 吉川弘文館
出版年 2025.2
ページ数 6,284,9p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-中世 , 家族制度-歴史 , 法制史-日本
ISBN13桁 978-4-642-02995-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.4
内容紹介 中世後期の家族・親族、婚姻等に関係する諸問題を取り上げ、公家日記や故実書、武家文書、法典・法令から、中世における公家と武家の家族・親族と、これらをとりまく社会・文化、政治・法の特質を解明する。
著者紹介 東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。学習院女子大学非常勤講師。博士(文学)。著書に「日本中世の学問と教育」など。

目次

序章 中世社会の家族と制度
  一 本書の問題意識
  二 家族形態と婚姻史
  三 家族制度史と女性史
  四 家父長制をめぐって
  五 中世の法と家族
第Ⅰ部 家族・親族と政治
第一章 将軍足利義満と公家衆
  はじめに
  一 足利義満の家司・家礼
  二 足利義満の申次
  三 近臣公家衆の形成
  おわりに
第二章 公家の家司になった人々
  はじめに
  一 公家の日野家について
  二 公家の家司と日野家
  三 能登国若山荘の経営と家司
  おわりに
第三章 室町時代における天皇の近臣公家衆
  はじめに
  一 近習・内々と外様
  二 称光天皇の近臣公家衆
  三 伏見宮家に祗候の公家衆
  四 後花園院の近臣公家衆
  五 後土御門天皇の近臣公家衆と雅楽
  おわりに
第Ⅱ部 家族の所有と婚姻
第一章 中世後期における相続と家族法
  はじめに
  一 単独相続
  二 惣領と庶子・女子
  三 分国法にみる相続
  おわりに
第二章 中世後期の婚姻形態と居住
  はじめに
  一 「嫁す」について
  二 婿取婚・嫁取婚
  三 夫婦の食事と居住
  おわりに
第三章 嫁迎えの伊勢流武家故実の成立
  はじめに
  一 婿取りから嫁取りへ
  二 伊勢貞陸『よめむかへの事』
  三 嫁迎えの故実の定着
  四 「北条宗哲覚書」にみえる嫁入り
  おわりに
第Ⅲ部 武家の法と文化
第一章 戦国大名の密懐法と夫婦
  はじめに
  一 夫と妻の関係
  二 離婚にみる夫婦
  三 密懐法の内容
  四 密懐法の真の意図
  おわりに
第二章 戦国大名と「国法」
  はじめに
  一 『甲州法度之次第』の性格
  二 「国法」と『甲州法度之次第』
  三 北条氏領国の「国法」
  四 「国法」と法度・掟
第三章 戦国大名の「法度」と分国法
  はじめに
  一 分国法と中国の「法度」
  二 明の法典と分国法の比較
  三 分国法制定の理由
  四 分国法の独自性
  おわりに
第四章 戦国武将と易占い
  はじめに
  一 足利学校と易学
  二 武田信玄と占い
  三 島津家と占い
  おわりに