前田 修輔/著 -- 山川出版社 -- 2024.11 -- 317.5

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閲覧室 /317.5/マ/ 117428938 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 近現代日本と国葬
タイトルカナ キンゲンダイ ニホン ト コクソウ
叢書名 山川歴史モノグラフ
著者 前田 修輔 /著  
著者カナ マエダ シュウスケ
出版者 山川出版社
出版年 2024.11
ページ数 258,6p
大きさ 22cm
一般件名 国葬
ISBN13桁 978-4-634-52643-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
言語 jpn
分類記号 317.5
内容紹介 近現代日本における国葬の変遷が、当該期の政治・社会状況と如何なる関連を有しているのか、また宮中を中心とした機関による国葬の制度化が如何なる意図のもとで行われ、何をもたらしたのかを検討。国葬の実態を解明する。
著者紹介 福岡県生まれ。九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。上智福岡中学高等学校教諭。

目次

序章 課題と視角
  1 問題の所在
  2 研究史の整理
  3 本研究の構成
第一章 国葬への道程
  はじめに
  1 維新期の公葬
  2 国葬の創成
  3 国葬の展開
  4 国葬の確立
  おわりに
第二章 皇室喪礼法制化の始動と宗教
  はじめに
  1 岩倉具視による帝室制度整備の志向
  2 「国喪内規」の作成と欧州王室慣例の調査
  3 「喪紀令案」の作成
  4 「国喪令草案」「喪紀令草案」の作成とその影響
  5 皇室喪儀と宗教
  おわりに
第三章 帝室制度調査局による皇室喪礼法制化の進展
  はじめに
  1 前期調査局の設置とその動向
  2 中期調査局における皇室喪礼法制化の議論
  3 後期調査局と喪礼関係法令案の再審議
  おわりに
第四章 国葬の「民衆化」
  はじめに
  1 国葬礼遇の条件と主務官庁
  2 国葬への批判
  3 国葬と民衆
  おわりに
第五章 法制下の国葬
  はじめに
  1 皇室喪儀令・国葬令の成立
  2 法制下初の国葬
  3 戦時下の国葬
  おわりに
第六章 戦後の皇室喪儀と国葬論議
  はじめに
  1 戦後旧憲法下の皇室喪儀
  2 独立前後の皇室喪儀
  3 国葬と栄典の法制化への試み
  4 昭和末期の皇室喪儀
  おわりに
第七章 国葬から合同葬へ
  はじめに
  1 新憲法下の国葬
  2 非国葬という選択
  3 公葬と国民
  おわりに
終章 近現代日本と国葬