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塚原 義央/著 -- 早稲田大学出版部 -- 2024.10 -- 322.32

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資料詳細

タイトル 帝政期ローマの法学者
タイトルカナ テイセイキ ローマ ノ ホウガクシャ
副書名 ケルススの分析を中心に
叢書名 早稲田大学エウプラクシス叢書
著者 塚原 義央 /著  
著者カナ ツカハラ ヨシヒサ
出版者 早稲田大学出版部
出版年 2024.10
ページ数 9,228p
大きさ 22cm
一般件名 ローマ法 , 法律学者
ISBN13桁 978-4-657-24803-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 322.32
内容紹介 古代ローマ時代、精緻な法制度を作り上げ、近代法の形成にも多大な影響を与えた法学者。ローマ法の古典期を代表する法学者の一人ケルススと、同時代の法学者ユリアヌスの法学を比較し、帝政期ローマの法学者像を導き出す。
著者紹介 東北学院大学法学部講師。博士(法学)早稲田大学。専門はローマ法、西洋法制史。

目次

序論
  第1節 問題関心
  第2節 先行研究
  第3節 本書の構成
第1章 帝政前期ローマの法学者を取り巻く状況
  第1節 帝政前期ローマにおける法学の状況
  第2節 プロクルス学派とサビヌス学派
  第3節 皇帝顧問会での法学者の活動
  第4節 小括
  コラム:ローマの歴史
第2章 公職者としてのケルススの活動
  第1節 ケルススの経歴
  第2節 同元老院議決の分析にあたっての諸前提
  第3節 S.C.Q.P.の内容を伝える史料(D.5,3,20,6~6d)
  第4節 ハドリアヌス帝と元老院との関係におけるS.C.Q.P.
  第5節 小括
  コラム:ギリシア人とエトルリア人
第3章 ケルススが残した法格言(1)
  第1節 先行研究
  第2節 共和政期および帝政期における善および衡平bonum et aequumのあり方
  第3節 ケルススのb.e.aの用い方
  第4節 小括
  コラム:ローマ人の名前
第4章 ケルススが残した法格言(2)
  第1節 先行研究
  第2節 共和政期におけるvis ac potestasのあり方
  第3節 帝政期におけるvis ac potestasのあり方
  第4節 ケルススの法解釈事例
  第5節 小括
  コラム:ローマの公職
第5章 ケルススの遺贈解釈
  第1節 D.33,10,7
  第2節 ローマにおける家財道具遺贈
  第3節 D.33,10に採録される諸法文
  第4節 小括
  コラム:ローマの皇帝
第6章 ユリアヌスの法解釈
  第1節 ユリアヌスの出自および法学修習経歴,公職就任経歴
  第2節 ユリアヌスのアクィリウス法解釈法文(D.9,2,51)
  第3節 アクィリウス法上の文言「殺害する」の理解
  第4節 小括
結論
  第1節 ケルススの法学者像
  第2節 ユリアヌスとの対比において