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陳 勝/著 -- 北海道大学出版会 -- 2024.10 -- 368.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /368.2/チ/ 117428532 成人一般 可能 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 当事者が語る「貧困とはなにか」
タイトルカナ トウジシャ ガ カタル ヒンコン トワ ナニカ
副書名 参加型貧困調査の可能性
著者 陳 勝 /著  
著者カナ チン ショウ
出版者 北海道大学出版会
出版年 2024.10
ページ数 4,224p
大きさ 22cm
一般件名 貧困
ISBN13桁 978-4-8329-6898-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 368.2
内容紹介 日本では前例の少ない参加型貧困調査を実施。当事者たちが主体となり、グループディスカッションを通して、「貧困」をどのように理解しているのか、何に困っているのか、それにどう対応したのかを議論していく過程を記述する。
著者紹介 北海道大学大学院教育学院博士後期課程修了。同大学大学院教育学研究院専門研究員。尚絅大学短期大学部助教。博士(教育学)。

目次

序章 貧困理解におけるもう一つの視点
  1 研究の目的とその背景
  2 分析の視点
  3 本書の構成
第1章 貧困当事者を包摂する参加型貧困調査
  1 参加型貧困調査の実例
  2 「参加」の課題とその担保
  3 参加型貧困調査の有用性
第2章 本研究で実施した参加型貧困調査の説明
  1 調査概要
  2 課題1-参加者の募集
  3 課題2-調査の進行
  4 課題3-結果のアウトプット
  5 小括
第3章 集まり1-貧困当事者が見た「貧困」
  1 「貧困」の言葉に対するイメージや理解
  2 貧困の意味
  3 誰が貧困者である・でない・なにで区別
  4 小括
第4章 集まり2-貧困当事者が経験した「貧困」
  1 心配・困りごと
  2 貧困当事者のエイジェンシー
  3 貧困の構造上の諸側面からの制約
  4 小括
第5章 集まり3-貧困当事者が振り返る調査参加
  1 貧困当事者にとっての調査参加の意味
  2 貧困当事者からの調査に対する改善提案
  3 小括
終章 本研究で理解し得た「貧困」
  1 貧困当事者が語った「貧困」
  2 本調査研究から学んだこと
  3 今後の課題
補論 新たな貧困の政治の検討
  1 従来の貧困議論
  2 貧困当事者による「貧困」構築
  3 「参加」の政治に向けて