高橋 和之/編 -- 岩波書店 -- 2024.9 -- 323.14

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資料詳細

タイトル 芦部憲法学
タイトルカナ アシベ ケンポウガク
副書名 軌跡と今日的課題
著者 高橋 和之 /編, 長谷部 恭男 /編  
著者カナ タカハシ カズユキ,ハセベ ヤスオ
出版者 岩波書店
出版年 2024.9
ページ数 22,688,6p
大きさ 22cm
一般件名 憲法-日本
ISBN13桁 978-4-00-061659-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 323.14
内容紹介 芦部信喜の憲法研究とは、違憲審査制を戦後日本に根付かせる営みであり、平和主義・法の支配等の価値を、政治、司法、国民に伝える不断の努力であった。芦部憲法学の功績を憲法学者29人が評価し、今日に残された課題を問う。
著者紹介 東京大学名誉教授。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「政治」の現れる場所
  芦部信喜の憲法制定権力論をめぐって
林 知更/著 3-25
芦部信喜の八月革命 西村 裕一/著 27-47
9条解釈
  岐路と軌跡
長谷部 恭男/著 49-76
公共の福祉 石川 健治/著 77-108
基本権の制約を正当化する法理
  違憲審査基準論か構造化された比例原則か
井上 典之/著 109-128
人権の私人間適用
  State Action理論の活路・基本権保護義務という要路
西村 枝美/著 129-147
包括的基本権論
  論争における芦部信喜の位置
渡辺 康行/著 151-178
投票価値の平等について 安西 文雄/著 179-199
芦部憲法学と政教分離訴訟 野坂 泰司/著 201-240
知る権利の「社会権的性格」をめぐって 曽我部 真裕/著 241-261
「明白かつ現在の危険」基準
  芦部の考察がインターネット時代にもちうる意味
毛利 透/著 263-287
表現の自由としての検閲? 駒村 圭吾/著 289-315
憲法解釈としての猿払基準
  香城敏麿の「利益衡量の方法」について
青井 未帆/著 317-340
放送の自由・放送制度とデジタル社会 宍戸 常寿/著 341-355
学問の自律と「国家の良心」
  芦部信喜の憲法23条論
松田 浩/著 357-379
生存権 棟居 快行/著 381-400
職業選択の自由をめぐる違憲審査のあり方 巻 美矢紀/著 401-426
裁判を受ける権利
  訴訟と非訟の区分をめぐって
笹田 栄司/著 427-449
国民主権と代表制 小島 慎司/著 453-473
憲法62条の憲政史
  国政調査権の過去・現在・未来
赤坂 幸一/著 475-496
「議会政」と専門家の関与 高橋 雅人/著 497-516
選挙制度と公正かつ実効的な議会政 只野 雅人/著 517-540
司法の概念 渋谷 秀樹/著 543-566
日本の違憲審査制の位置づけと評価 佐々木 雅寿/著 567-590
憲法判断回避の準則
  その意義と限界
土井 真一/著 591-616
応答促進的司法審査論を超えて 大林 啓吾/著 617-639
芦部憲法訴訟論の「深層」と制度的思考
  社会学的違憲審査のプラグマティズム
山本 龍彦/著 641-664
立憲主義と民主主義
  「どぎつい」選択か、杯中の蛇影か
大河内 美紀/著 665-688