ポール M.ケルステッド/著 -- 木鐸社 -- 2024.9 -- 311.07

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資料詳細

タイトル 政治学研究の基礎
タイトルカナ セイジガク ケンキュウ ノ キソ
副書名 政治を科学するために
著者 ポール M.ケルステッド /著, ガイ D.ウィッテン /著, 中條 美和 /訳  
著者カナ ケルステッド ポール M.,ウィッテン ガイ D.,ナカジョウ ミワ
出版者 木鐸社
出版年 2024.9
ページ数 339p
大きさ 21cm
一般件名 政治学-研究法
ISBN13桁 978-4-8332-2561-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 311.07
内容紹介 政治をいかに科学的に理解するか。政治についての因果関係を研究するための理論の発展とリサーチ・デザインに焦点を当てるとともに、理論検証に必要な基本的手段などを解説する。

目次

第1章 政治を科学的に理解する
  1節 政治「科学」?
  2節 政治を科学的に理解する:因果関係の探求
  3節 変数と因果の説明という観点から世界を考える
  4節 政治のモデル
  5節 政治における科学的知識への道のルール
  6節 次章へ向けて
第2章 理論構築のアート
  1節 良い理論は良い理論構築戦略からくる
  2節 有望な理論は興味深いリサーチ・クエスチョンに答えを提供する
  3節 興味深いばらつきを特定する
  4節 自分の知識を使うことを学ぶ
  5節 オリジナルな理論を発展させるための3つの戦略
  6節 過去の研究を調べる
  7節 従属変数のばらつきをもたらす原因についてフォーマルに考える
  8節 制度について考える:ルールが常に重要
  9節 結論
第3章 因果関係の評価
  1節 因果と日常会話
  2節 因果関係を確立するための4つのハードル
  3節 なぜ因果関係が重要であるのか?-3つの事例
  4節 まとめ
第4章 リサーチ・デザイン
  1節 比較は因果関係を確立する鍵である
  2節 実験のリサーチ・デザイン
  3節 観察的研究
  4節 先行研究を解剖する
  5節 まとめ
第5章 概念を測る
  1節 データを知る
  2節 社会科学における測定:人間の行動を数値化する
  3節 概念を測定する際の問題
  4節 論争1:民主主義の測定
  5節 論争2:政治的寛容の測定
  6節 測定に失敗したら?
  7節 結論
第6章 データを知る
  1節 データを統計的に把握する
  2節 変数の測定基準
  3節 カテゴリカル変数の記述
  4節 連続変数の記述
  5節 記述統計とグラフに対する留意
第7章 確率と統計的推定
  1節 母集団とサンプル
  2節 確率理論の基礎
  3節 母集団からサンプル:中心極限定理
  4節 事例:大統領支持率
  5節 次に向けて:変数間の関係を調べる
第8章 2変数の仮説検証
  1節 2変数の仮説検証と因果関係
  2節 2変数の仮説検証法を正しく選ぶ
  3節 pへの道
  4節 2変数の仮説検証の方法
  5節 まとめ
第9章 単回帰分析
  1節 2変数の回帰分析
  2節 線をひく:母集団↔サンプル
  3節 どの線がもっとも適しているか?回帰直線の推定
  4節 OLS回帰直線についての不確かさを知る
  5節 前提、もっと前提、最低限の数学的要件
第10章 重回帰分析:基礎
  1節 多変量な現実をモデル化する
  2節 母集団の回帰関数
  3節 単回帰から重回帰へ
  4節 重回帰の解釈
  5節 どの効果が「最大」か?
  6節 統計的有意と実質的有意
  7節 Zをコントロールできなかった場合
  8節 先行研究の例:いかに政治が国際貿易に影響するかの理論検証
  9節 図表を効果的に使う
第11章 重回帰分析:発展
  1節 OLSの発展
  2節 OLSにおけるダミー独立変数の扱い
  3節 ダミー変数:交互作用の検証
  4節 外れ値とOLSへの影響
  5節 多重共線性
  6節 まとめ
第12章 制限従属変数と時系列データ
  1節 OLSの発展
  2節 ダミー従属変数
  3節 時系列への注意
  4節 例:経済と大統領支持率
  5節 まとめ