田中 秀和/著 -- みらい -- 2024.10 -- 369.2

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資料詳細

タイトル 公的扶助研究運動における当事者性の課題
タイトルカナ コウテキ フジョ ケンキュウ ウンドウ ニ オケル トウジシャセイ ノ カダイ
副書名 生活保護ソーシャルワーカーと公的扶助政策の狭間で
著者 田中 秀和 /著  
著者カナ タナカ ヒデカズ
出版者 みらい
出版年 2024.10
ページ数 203p
大きさ 21cm
一般件名 公的扶助 , 生活保護 , ケース・ワーカー
ISBN13桁 978-4-86015-631-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
言語 jpn
分類記号 369.2
内容紹介 公的扶助研究運動団体の歴史を、当事者である生活保護利用者との関係に着目することによって明らかにし、福祉川柳事件と小田原ジャンパー事件の比較分析なども行いながら、今後の公的扶助研究運動に関する提言を示す。

目次

はじめに
  1.本研究の動機
  2.本研究の目的
  3.本研究の方法
  4.本研究の意義
  5.本研究の構成
  6.先行研究の検討
序章 生活保護ソーシャルワーカー任用の歴史と現状
  1.生活保護ソーシャルワーカー任用の歴史的経緯
  2.生活保護ソーシャルワーカー任用の現状
第1章 当事者不在で出発した公的扶助研究運動
  1.社会福祉研究運動とはなにか
  2.公的扶助研究運動の特徴
  3.公的扶助研究の当事者性
  4.考察
第2章 当事者不在に直面した公的扶助研究運動
  1.福祉川柳事件とはなにか
  2.福祉川柳事件に対する公扶研連の対応
  3.インタビュー調査から
  4.福祉川柳事件の教訓
第3章 福祉川柳事件を想起する公的扶助研究運動
  1.水際作戦の展開
  2.2000年以降の社会福祉と生活保護政策の変遷
  3.反貧困運動の進展
  4.生活保護バッシングの発生と経過
  5.小田原ジャンパー事件の発生とその経過
  6.小田原ジャンパー事件に対する公扶研の対応
第4章 福祉川柳事件と小田原ジャンパー事件の比較分析
  1.福祉川柳事件と小田原ジャンパー事件の相違点
  2.考察
第5章 当事者との関係を模索する公的扶助研究運動
  1.生活保護ソーシャルワーカーの役割をめぐる議論の歴史
  2.生活保護ソーシャルワーカーの役割をめぐる公扶研における論争
  3.近年における生活保護ソーシャルワーカーの役割をめぐる議論
  4.生活保護ソーシャルワーカー業務外部委託化に対する公扶研の反応
  5.生活保護ソーシャルワーカー業務外部委託化に対する公扶研の公式見解
  6.分離論の見解
  7.考察
終章 本研究のまとめと結論
  1.本研究のまとめ
  2.本研究の到達点
  3.本研究の結論
  4.本研究の限界