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中牟田 潔/編 -- 朝倉書店 -- 2024.10 -- 468

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /468/カ/ 117468520 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 化学生態学
タイトルカナ カガク セイタイガク
副書名 昆虫のケミカルコミュニケーションを中心に
著者 中牟田 潔 /編  
著者カナ ナカムタ キヨシ
出版者 朝倉書店
出版年 2024.10
ページ数 6,151p
大きさ 21cm
一般件名 生態学 , 生化学
ISBN13桁 978-4-254-42049-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 468
内容紹介 最新の知見を取りこんだ化学生態学のテキスト。昆虫と寄主植物の関係、植物とそれを食う植食者、さらに植食者の天敵にかかわる三者間の相互作用、化学的コミュニケーションが非常に発達している社会性昆虫等について解説する。
著者紹介 佐賀県生まれ。名古屋大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。千葉大学名誉教授。農学博士。

目次

1.化学生態学とは
  1.1 種内相互作用を仲介する化学的情報
  1.2 種間相互作用を仲介する化学的情報
2.セミオケミカル
  2.1 フェロモン
  2.2 シグネチャーミックス
  2.3 アレロケミカル
3.植食性昆虫の寄主選択
  3.1 植食性昆虫はどのように寄主植物を選ぶのか?
  3.2 寄主選択を促進する化学因子
  3.3 寄主選択を阻害する物質
  3.4 様々な昆虫における寄主選択
  3.5 植食性昆虫と植物の共進化
4.ケミカルシグナルを介した植物-植食者-天敵の相互作用
  4.1 植物の防御戦略:恒常的防御と誘導的防御
  4.2 植物における昆虫食害の認識とその伝達
  4.3 植食性昆虫の食害で誘導される揮発性物質HIPVsとその生態学的役割
5.社会性昆虫のケミカルコミュニケーション
  5.1 分業と社会組織化
  5.2 集団行動とフェロモンコミュニケーション
  5.3 体表炭化水素
  5.4 分業とフェロモンコミュニケーション
  5.5 栄養交換
  5.6 種間共生
  5.7 展望:社会性昆虫の化学生態学
6.脊椎動物の防御物質を巡るケミカルエコロジー
  6.1 はじめに-毒を巡るはなし-
  6.2 ヤドクガエル(両生類)のエサ由来毒素・アルカロイド
  6.3 コモンガータースネークの毒素・テトロドトキシン類
  6.4 ヤマカガシの毒素・ブファジエノライド類
  6.5 鳥類のエサ由来毒素・バトラコトキシン類
7.哺乳類の性フェロモン
8.ケミカルコミュニケーションの操作による害虫被害制御
  8.1 性フェロモンの利用
  8.2 寄主選択物質を利用した害虫防除
  8.3 プッシュ-プル法
  8.4 天敵の誘引