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松岡 格/著 -- 東京大学出版会 -- 2024.8 -- 222.406

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閲覧室 /222.4/マ/ 117427104 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 植民地統治下の台湾原住民
タイトルカナ ショクミンチ トウチカ ノ タイワン ゲンジュウミン
副書名 近代国家による統治と社会の可視化
著者 松岡 格 /著  
著者カナ マツオカ タダス
出版者 東京大学出版会
出版年 2024.8
ページ数 5,296p
大きさ 22cm
一般件名 台湾-歴史-日本統治時代 , 高山族 , 植民地行政
ISBN13桁 978-4-13-026181-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 222.406
内容紹介 近代国家は統治対象の土地や人間の各種情報をいかに収集し、社会の状況を可視化するために何を行うのか。日本統治時代の植民地当局による台湾原住民に対する可視化の展開について検証し、その現地社会への影響を明らかにする。
著者紹介 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。獨協大学国際教養学部教授。著書に「台湾原住民社会の地方化」など。

目次

第1部 台湾原住民社会の可視化
  第1章 近代国家による統治と可視化
  第2章 「蕃地」の可視化と地図、公的書類
  第3章 もう一つの可視化と原住民の生業構造の改変という施策
  補論1 視覚的秩序と可視化
  補論2 可視化が何をもたらすのか:「保留地」の土地測量・土地登記が引き起こした変化
第2部 身分登録と臣民統合
  第4章 身分登録の二面性と身分の多元性
  第5章 臣民統合と資源の流用
  第6章 身分登録書類の記載項目としての「姓名」:原住民の人名が登記されること
  補論3 戦後「山地」監視体制と国家にとっての安全