塩川 彩香/著 -- 弘文堂 -- 2024.6 -- 176.9

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閲覧室 /176.9/シ/ 117426510 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 神道の喪葬儀礼と近代
タイトルカナ シントウ ノ ソウソウ ギレイ ト キンダイ
著者 塩川 彩香 /著  
著者カナ シオカワ アヤカ
出版者 弘文堂
出版年 2024.6
ページ数 336,12p
大きさ 22cm
一般件名 神道 , 葬制
ISBN13桁 978-4-335-16109-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 176.9
内容紹介 近代神道と喪葬はいかにして接近したのか。神葬祭や大喪儀をめぐる従前の言説に一石を投じ、伝統・固有性よりも社会変動に対応して変容していた実像を、種々の史料を用い明らかにする。
著者紹介 神奈川県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得後退学。元同大學兼任講師。

目次

序章 神道喪葬儀礼研究の現状と課題
  一 神道喪葬儀礼研究の現状
  二 本書の課題と分析方法
  三 本書の構成と概要
第Ⅰ部 神葬祭の形成と展開
第一章 『葬祭略式』制定と「喪主」
  一 『葬祭略式』制定以前の神葬祭
  二 『葬祭略式』の儀礼
  三 頒布の影響
第二章 国民教化運動と「斎主」
  一 家内にとどまる故人の霊魂
  二 観念と儀礼が一致する神葬祭へ
  三 「幽冥ノ神助」を仰ぐ神葬祭
第三章 神葬祭執行の実態
  一 明治初期の神官に求められた役割
  二 東京府下神社による神葬祭の取扱
  三 普及しない神葬祭と寺院での「合葬」
  四 埋葬所を介さない死後手続
第Ⅱ部 近代大喪儀の成立過程
第四章 天皇による葬場への臨御
  一 近世以前の喪葬儀礼
  二 明治中期の大喪儀をめぐる動向
  三 英照皇太后の大喪儀
第五章 「皇室喪儀令」の附式と古儀
  一 「皇室喪儀令」の「原則」
  二 多田好問による附式の草案
  三 重視された日々の供膳
第六章 近代大喪儀の再編と成立
  一 古儀に反映される時代性
  二 「皇室喪儀令」の成立
  三 大正天皇の大喪儀
終章 本書の成果と課題