阿部 恭子/著 -- 現代人文社 -- 2024.5 -- 326.3

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閲覧室 /326.3/ア/ 117352765 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 刑事法をめぐる被害に向き合おう!
タイトルカナ ケイジホウ オ メグル ヒガイ ニ ムキアオウ
副書名 被害者・加害者を超えて
著者 阿部 恭子 /著, 岡田 行雄 /著  
著者カナ アベ キョウコ,オカダ ユキオ
出版者 現代人文社
出版年 2024.5
ページ数 312p
大きさ 21cm
一般件名 被害者 , 犯罪人 , 家族
ISBN13桁 978-4-87798-863-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 326.3
内容紹介 犯罪によって、人々はいかなる被害を受けているのか? 事例をもとに被害が生み出される背景や問題点を解説し、被害の再発防止と被害への適切な支援に向けた改革を検討する。

目次

Introduction
  はじめに
  犯罪被害者の被害
  犯罪に関わることで受けるさまざまな被害
  非行少年、犯罪者、触法精神障がい者等が受けてきたさまざまな被害
  被害と「被害」
  本書を通して考えていただきたいこと
  刑事・少年司法に関連してさまざまな被害を受けた方々への支援はどうあるべきか?
Part1 犯罪・非行の「被害者」とその家族の被害
  被害実態編
  事例1 虐待死事件の遺族
  事例2 未解決事件の家族
  事例3 被害者と被害者家族1
  事例4 被害者と被害者家族2
  事例5 被害者バッシング1
  事例6 被害者バッシング2
  事例7 変化する被害者感情
  被害背景編
Part2 「加害者」とその家族の被害
  被害実態編
  事例1 実名報道の影響
  事例2 塀の中と外
  事例3 隠された動機
  事例4 死刑囚を取り巻く人々
  被害背景編
  刑事手続とは
  「加害者」に対する捜査・公訴提起段階における「加害者」家族の被害
  「加害者」に対する公判段階における「加害者」家族の「被害」
Part3 「非行少年」とその家族の被害
  被害実態編
  事例1 重大事件を起こした少年と家族の苦悩
  事例2 被害者と加害者の対話の実践1
  事例3 被害者と加害者の対話の実践2
  被害背景編
  非行少年を対象とする少年法の目的
  「非行少年」に対する少年司法手続において家族が受ける被害と「被害」
  非行以前に「非行少年」に積み重ねられた被害や「被害」
  「非行少年」が少年司法手続の過程で受ける被害と「被害」
Part4 触法精神障がい者・行為依存者とその家族の被害
  被害実態編
  事例1 社会的孤立から万引き依存症になったケース
  事例2 小児性愛、性依存症と判断されたケースの真相
  事例3 触法精神障がい者の社会復帰に向けて
  事例4 精神障がい者の加害者家族(同居している父親)が賠償請求されたケース
  被害背景編
  触法精神障がい者および行為依存者とは
  触法精神障がい者の処遇段階とそれに至るまでの家族の被害と「被害」
  刑の一部執行猶予制度と治療的司法における行為依存者家族の被害と「被害」
Part5 冤罪被害者等とその家族の被害と「被害」
  被害実態編
  事例1 交際相手の洗脳によって弟を死に至らしめたケース
  事例2 保険金殺人の濡れ衣を着せられ無期懲役で服役しているケース
  事例3 地域で犯人視され続けた男性
  被害背景編
  冤罪被害者
  刑事手続によって生み出される冤罪被害と「被害」
  冤罪が明らかとなっても積み重ねられる被害と「被害」
  被害支援編