前田 雅英/著 -- 東京大学出版会 -- 2024.5 -- 326.1

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資料詳細

タイトル 刑法総論講義
タイトルカナ ケイホウ ソウロン コウギ
著者 前田 雅英 /著  
著者カナ マエダ マサヒデ
出版者 東京大学出版会
出版年 2024.5
ページ数 14,469p
大きさ 22cm
一般件名 刑法
ISBN13桁 978-4-13-032400-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 326.1
内容紹介 特殊詐欺、重大事故、性犯罪等、大きな社会の変化への対応によって生じた最新判例の解析と国民の規範意識を踏まえ、刑法理論の「現在」をわかりやすく解説。拘禁刑の新設等、最新の法改正に対応し、全面改訂した第8版。
著者紹介 東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学名誉教授。著書に「可罰的違法性論の研究」「現代社会と実質的犯罪論」など。

目次

序章■刑法と刑法学
  1 刑法と刑法学
  2 刑罰の考え方と刑法理論
第1章■犯罪論の基本構造
  1 犯罪論の発展
  2 実質的犯罪論-構成要件に該当し違法で有責な行為
  3 実質的犯罪論における違法と責任
第2章■客観的構成要件
  Ⅰ■構成要件の構造
  1 可罰的違法行為類型
  2 客観的構成要件の要素
  3 刑法の効力
  Ⅱ■構成要件の実質的解釈と罪刑法定主義
  1 罪刑法定主義と実質的犯罪論
  2 事後法の禁止-刑法の時間的効力
  Ⅲ■結果
  1 構成要件的結果
第3章■主観的構成要件
  Ⅰ■責任主義
  Ⅱ■故意
  1 総説
  2 法律の錯誤と故意
  3 故意の成立に必要な事実の認識
  4 具体的事実の錯誤
  5 抽象的事実の錯誤
  Ⅲ■過失
  1 過失犯の理解の変遷
第4章■違法性阻却事由
  Ⅰ■正当化の基本原理
  Ⅱ■正当業務行為
  1 法令による行為
  2 業務行為
  3 その他の正当行為
  Ⅲ■正当防衛
  1 総説
  2 急迫性
  3 不正の侵害
第5章■責任阻却事由
  Ⅰ■責任の阻却
  1 期待可能性
  Ⅱ■責任能力
  1 責任無能力・限定責任能力
  2 責任能力の存在時期-原因において自由な行為の理論
  Ⅲ■正当化事由の錯誤
  1 誤想防衛・誤想避難
  2 誤想過剰防衛(避難)
第6章■共犯
  Ⅰ■共犯と正犯
  1 共犯処罰の意義
  2 共犯の原理と共同正犯の原理
  3 共犯と身分
  Ⅱ■共同正犯
  1 共同正犯の意義
  2 共同正犯の客観的帰属と主観的帰属
  3 共同正犯からの離脱
  4 承継的共同正犯
第7章■罪数論
  1 罪数論の意義
  2 一罪-単純一罪と評価上一罪
  3 科刑上一罪
  4 併合罪
第8章■刑罰の具体的運用
  1 現在の刑罰
  2 刑の適用
  3 刑罰の執行