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中西健治先生喜寿記念論集編集委員会/編 -- 武蔵野書院 -- 2024.5 -- 910.4

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.4/ニ/ 117167130 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 日本古典文学の言葉と思想
タイトルカナ ニホン コテン ブンガク ノ コトバ ト シソウ
著者 中西健治先生喜寿記念論集編集委員会 /編  
著者カナ ナカニシ ケンジ センセイ キジュ キネン ロンシュウ ヘンシュウ イインカイ
出版者 武蔵野書院
出版年 2024.5
ページ数 8,576p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学
ISBN13桁 978-4-8386-0795-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.4
内容紹介 言葉と思想を巡る、文学がもつ普遍的な問いかけに挑む-。「竹取物語」「源氏物語」「夜の寝覚」から、中世、近世、説話文学まで、「日本古典文学とは何か」を問いかけた、文学研究の新たな地平を拓く気鋭の論攷32編を収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
物語、その「性」を問う
  「散逸」と「改作」を軸にして
原 豊二/著 1-16
かぐや姫の和歌の機能
  難題提出者に対する返歌の検討
曽根 誠一/著 17-36
光源氏初期の杳たる身分
  元服の夜の「そひぶし」と高麗の相人の観相
坂本 信道/著 37-55
看病する者の「食」
  光源氏と薫を比較して
荻田 みどり/著 57-76
女一の宮の女房・小宰相について
  付、「土などのここち」小考
吉海 直人/著 77-91
『浜松中納言物語』「かうやうけんの后」の唐土の宮廷不参再考
  文脈・宮廷表現からみる男主人公との逢瀬の宿世における<装置>
松浦 あゆみ/著 93-111
『浜松中納言物語』における「たぐひ」
  衛門督北の方が果たす役割と物語展開
八島 由香/著 113-128
『浜松中納言物語』における吉野の聖の予言をめぐって 大槻 福子/著 129-143
『寝覚物語』読解の試み
  歌語「天の原」など
中西 健治/著 145-162
寝覚物語本文整定試案
  「ことなしび」と「ことならひ」
須藤 圭/著 163-184
『夜の寝覚』における登場人物の意志と主題の関係
  「あながちなり」を手掛かりとして
池田 彩音/著 185-201
『夜の寝覚』第一部の男君造型
  「をさむ」・「しづむ」を中心に
石橋 孝/著 203-221
『夜の寝覚』研究と古筆切 横井 孝/著 223-242
「虫愛づる姫君」の虫たち
  神話世界との交歓
野村 倫子/著 243-256
『雲隠六帖』テクストと<源氏物語世界>に関する若干の考察 中島 正二/著 257-276
和泉式部「物思へば」歌と貴船神社 三浦 俊介/著 277-296
紫式部の物の気(物の怪)観
  『紫式部集』四四番歌、「男」は「護法神」を召喚できるか
星山 健/著 297-308
平安時代の女御と更衣
  宇多・醍醐朝の後宮にまつわる疑問四題
高橋 照美/著 309-326
中野康章旧蔵『鹿百首』について 川崎 佐知子/著 327-337
『後普光園院殿鷹百韻連歌』考 大坪 舞/著 339-358
衣笠本『紫式部物語・和泉式部物語』校訂試案 藤井 佐美/著 359-381
大庭賢兼の和歌
  地名を詠み込む歌に着目して
西本 寮子/著 383-396
「扇市」攷
  本邦禅林における陸游詩受容を中心に
中本 大/著 397-415
廣幡忠幸と慈照院 本多 潤子/著 417-435
『醒睡笑』巻之五「【キャシャ】心」における狂歌咄の特質 児島 啓祐/著 437-451
『出世景清』題意考
  景清の「出世」をめぐって
竹内 洪介/著 453-464
芭蕉晩年の作風と『源氏物語』
  近江蕉門から伊賀蕉門へ
高井 悠子/著 465-479
川越市旧袋町祇園社『牛頭天王縁起絵巻』から見る近世牛頭天王信仰の特徴 鈴木 耕太郎/著 481-498
一言の失、一言の信
  僧正遍昭の「まことすくなし」と『南総里見八犬伝』
藏中 しのぶ/著 499-514
石川五右衛門「釜ケ淵伝承」考 山本 淳/著 515-531
鹿児島県三島村のうつぼ舟伝説 原田 信之/著 533-549
海外における和刻本漢籍受容の一考察 東野 陸/著 551-565