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意識と<我々>
貸出可
飯泉 佑介/著 -- 知泉書館 -- 2024.3 -- 134.4
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資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/134.4/ヘ/
117166520
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
意識と<我々>
タイトルカナ
イシキ ト ワレワレ
副書名
歴史の中で生成するヘーゲル『精神現象学』
著者
飯泉 佑介
/著
著者カナ
イイズミ ユウスケ
出版者
知泉書館
出版年
2024.3
ページ数
12,429p
大きさ
23cm
一般件名
精神現象学
ISBN13桁
978-4-86285-407-0
言語
jpn
分類記号
134.4
内容紹介
ヘーゲルの哲学体系の中に主著「精神現象学」を位置づけながら、「「学」としての哲学の歴史的生成と正当化」というモチーフのもとに包括的に解釈。「精神現象学」で展開されるヘーゲルの思考の運動とその全体像を捉える。
著者紹介
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員PD。著書に「ヘーゲル『精神現象学』をどう読むか」など。
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目次
はじめに
1 『精神現象学』とその時代
2 「学」の歴史的成立の正当化としての『精神現象学』
3 本書の着眼点とアプローチ
4 各章の概要
序章 哲学の歴史的成立の正当化という課題
1 「学」と『精神現象学』
2 本書のテーゼの諸前提
3 『精神現象学』と「学」の歴史性の問題
第1部 哲学が生成する前に
第1章 初期イェーナ時代における哲学の端緒構想
1 哲学の端緒という問題
2 二つの「導入」と哲学の「登場」
3 「哲学への導入」としてのイェーナ論理学?
4 「主観的導入」論とその具体相
5 「世界歴史における哲学の登場」論
6 世界歴史と個人における哲学の始まり
第2章 「哲学の欲求」から「哲学の歴史」へ
1 「世界歴史における哲学の登場」論の掘り下げ
2 『差異論文』とは何か
3 ラインホルト批判の内実
4 「哲学の欲求」再考
5 「哲学の歴史」の位置付け
6 「哲学の欲求」の捉え直しとしての「哲学の歴史」
7 「哲学の欲求」の行方
第3章 「哲学への導入」としての「経験」
1 「主観的導入」論としての『精神現象学』の起源
2 「自己意識の歴史」は,「学」への「主観的導入」か?
3 カテゴリーの超越論的演繹の可能性
4 「絶対的同一性」の根拠としての「統覚」
5 カント受容のもう一つの焦点
6 「信仰と知」における「経験」概念の位置付けと構造
7 「意識の経験」概念の成立に向けて
第2部 生成する哲学の全体像
第4章 生成する「意識の経験」
1 方法規定の根拠という問題
2 端緒における方法論の課題
3 意識の概念
4 <我々>にとっての意識の知と真理
5 意識の自己吟味と<我々>の観望
6 意識による或るものの知の吟味/自己吟味の実相
7 新しい対象の生成
8 「意識の経験」の必然的成立,もしくは,方法の規定
9 緒論の方法論的意義について
第5章 「意識の経験」の総体性
1 「意識の経験」の理論構成機能
2 「意識の経験」における必然性と完璧性
3 「意識の経験」の構造
4 意識とその対象としての実体
5 なぜ,理性は精神へ移行するのか
6 「意識の経験」の消息
7 「意識の経験」が展開することの意味
第6章 「精神の運動」の重層性
1 「精神の運動」の理論構成機能
2 「精神の運動」の一般構造
3 精神章を貫徹する「精神の運動」
4 宗教章における「精神の運動」
5 精神の形式と対象性
6 絶対知章における「精神の運動」
7 『精神現象学』の理論構成の総体性
第3部 生成のただ中で
第7章 世界を欠いた意識の関係
1 自己意識章の課題
2 予備的考察
3 「主人と奴隷」論は何を描いているのか
4 自他関係を認識しない主人と奴隷
5 ヘーゲルの自己意識概念の核心
6 意識にとっての世界の生成
7 自己意識章と「世界」の認識
第8章 運命としての精神
1 『精神現象学』の中の宗教史?
2 キリスト教の成立要因
3 「運命の精神」の叙述
4 実体の主体化としての「運命の精神」
5 キリスト教の成立における「意識の経験」
6 宗教章の基底にある精神の運命
第9章 時間の抹消による現在の反省
1 問題としての「時間の抹消」
2 精神の歴史/時間の抹消/「学」
3 「時間の抹消」論の概要とその背景
4 「精神の歴史」の端緒と帰結
5 「学」が成立する歴史的現在
6 「学」が成立する没歴史的現在
7 ヘーゲル思想形成史の観点から
第4部 哲学が生成した,そのあとで
第10章 体系構想の根本変容
1 動揺する「学の体系」
2 体系構想の変遷経緯
3 従来の解釈の検討
4 「学」の「生成」とその難点
5 「学」の成立の一回性
6 『精神現象学』後への眼差し
第11章 哲学的公衆としての<我々>
1 『精神現象学』における<我々>という問題
2 解釈学モデルと先導者モデル
3 「学」の生成に巻き込まれる<我々>
4 『精神現象学』とフィヒテの初期知識学
5 「公衆」としての<我々>の範囲と性質
6 普遍的個人の教養形成,あるいは,「啓蒙」
7 ポスト『精神現象学』の『精神現象学』
終章 哲学のアクチュアリティの問題
1 「学」としての哲学の歴史的成立というアポリア
2 「学」の歴史的成立の必然性と偶然性
3 『精神現象学』における歴史性
4 「学」の成立に至る歴史の三つの側面
5 「自体」から「対自存在」への「転換」
6 <我々>,事実性,偶然性
7 『精神現象学』の可能性を見据えて
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