倉本 一宏/編 -- 思文閣出版 -- 2024.2 -- 210.04

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閲覧室 /210.0/キ/ 117165969 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 貴族とは何か、武士とは何か
タイトルカナ キゾク トワ ナニカ ブシ トワ ナニカ
叢書名 日文研・共同研究報告書
著者 倉本 一宏 /編  
著者カナ クラモト カズヒロ
出版者 思文閣出版
出版年 2024.2
ページ数 9,674,6p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史 , 貴族 , 武士
ISBN13桁 978-4-7842-2077-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.04
内容紹介 約400年にもわたり、貴族が栄華を誇った平安時代。平和な世から武士が発生し、政権を樹立するまでに至ったのはなぜか? 武家政権下で公家が存続できたのはなぜか? 古代・中世・近世・近代・東洋史の研究者が議論する。
著者紹介 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)。国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授。著書に「摂関政治と王朝貴族」「『御堂関白記』の研究」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
摂関期の武人と貴族 寺内 浩/著 3-20
摂関期における武者の「優免」 倉本 一宏/著 21-41
「王朝国家軍制論」の擁護
  批判への回答
下向井 龍彦/著 43-68
「王朝」観念と“貴族道” 関 幸彦/著 69-89
嫁取儀礼の成立
  貴族と武士の婚姻儀礼の変容
服藤 早苗/著 91-114
一〇世紀の貴族社会における狩猟
  狩猟を伴う行幸を中心に
堀井 佳代子/著 115-130
平安貴族の新宅・移徙の儀について
  敦煌文書宅経との比較研究
龔 婷/著 131-148
平安貴族と「ゐなか」 久葉 智代/著 149-165
平安・鎌倉期の出産儀礼と公武
  着帯儀を中心に
東海林 亜矢子/著 167-190
武士と触穢に関する覚書 上野 勝之/著 191-202
五体不具穢とは? 佃 美香/著 203-207
相撲・相撲人と武芸・武士 森 公章/著 209-213
牛車をめぐる対話
  新井白石と公家文化
京樂 真帆子/著 215-220
一〇世紀後葉地方軍制の一齣 告井 幸男/著 221-228
武士論の成果と課題 呉座 勇一/著 231-250
平安末~鎌倉時代の摂関家と武家勢力 樋口 健太郎/著 251-268
文士と武士
  鎌倉幕府評定衆家の軍事
田中 誠/著 269-293
貴族はいかにして生き残ったか
  藤原俊成を取りまく女性たちを中心に
美川 圭/著 295-317
里内裏について
  両統迭立期の内裏
野口 孝子/著 319-337
建武政権による元代仏教導入の試み
  渡来僧と聖節法要
榎本 渉/著 339-355
室町幕府将軍御台被官と附庸奉公衆 木下 聡/著 357-369
室町殿「公家化」の儀礼空間 松永 和浩/著 371-397
伊勢国司北畠氏は「公家・貴族」か 岡野 友彦/著 399-417
公家と武士のキメラ
  鎌倉将軍藤原頼経
青山 幹哉/著 419-434
「坂東武士」のイメージ 野口 実/著 435-439
「武士団」という語の成立について 高橋 昌明/著 441-449
後鳥羽上皇や有力廷臣の笠懸などの武芸と馬場
  水無瀬離宮・上賀茂社を中心に
豊田 裕章/著 451-456
近世前期、「首都」江戸の京都文化の摂取に関する考察
  権力都市・政治都市の権威化
大石 学/著 459-486
萩藩毛利家における公武婚 石田 俊/著 487-508
公家の震災復興と大名家
  文政京都地震を中心に
磯田 道史/著 509-534
華士族身分と「家」意識
  名族後裔による改姓事例の紹介
松田 敬之/著 535-555
麝香間祗候の役割
  嵯峨実愛の動向を中心に
刑部 芳則/著 557-574
中国における文と武
  俠と武人、門閥貴族、士大夫・郷紳と文人
伊東 貴之/著 577-591
武と文
  馬上で天下を治むるをあたわず
劉 暁峰/著 593-605
武士と中国文化
  「児干説話」の検討を中心として
榎本 淳一/著 607-625
「白馬の禍」からみる中国古代史の文武関係 梁 暁【エキ】/著 627-639
八~一〇世紀の東アジアにおける「自立する「武」」の台頭とその行方 宋 浣範/著 641-653
西洋の騎士と王権の関わり
  カスティーリャ・レオン王国を事例として
滝澤 修身/著 655-671