小寺 正洋/著 -- ひつじ書房 -- 2024.2 -- 835.2

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閲覧室 /835.2/コ/ 117389031 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 英語抽象名詞の可算性の研究
タイトルカナ エイゴ チュウショウ メイシ ノ カサンセイ ノ ケンキュウ
副書名 英語教育の視点から
叢書名 ひつじ研究叢書
著者 小寺 正洋 /著  
著者カナ コデラ マサヒロ
出版者 ひつじ書房
出版年 2024.2
ページ数 9,347p
大きさ 22cm
一般件名 英語-名詞 , 英語教育
ISBN13桁 978-4-8234-1222-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 835.2
内容紹介 抽象名詞の可算用法と不可算用法について英語学習に有用なガイドラインを準備できるよう、不可算抽象名詞が不定冠詞と共起する条件、抽象名詞が可算解釈を得るメカニズムを解明する。
著者紹介 広島県府中市出身。阪南大学国際コミュニケーション学部教授。

目次

序章 本書の目的とねらい
第1章 英語教育における可算・不可算の問題点
  1.1 可算・不可算言語と助数詞言語
  1.2 可算・不可算の区別と英語学習
  1.3 解決すべき課題
第2章 可算・不可算の区別に関する先行研究概観
  2.1 はじめに
  2.2 可算・不可算の文法上(統語・形態上)の区別
  2.3 可算・不可算の意味上の区別
  2.4 具象名詞の意味と文法のミスマッチ
  2.5 有界性と抽象名詞の可算・不可算
  2.6 抽象名詞と不定冠詞
第3章 意味強制と可算具象名詞の不可算転換
  3.1 はじめに
  3.2 調査方法
  3.3 結果と分析
  3.4 結論および将来の研究に向けて
第4章 形容詞と不定冠詞の統語的関係
  4.1 はじめに
  4.2 文法書や辞書における不定冠詞と修飾要素の共起関係の説明
  4.3 前位(限定)形容詞と不定冠詞、ゼロ限定詞、その他の限定詞との関係
  4.4 形容詞と不定冠詞・ゼロ限定詞との共起関係
  4.5 不定冠詞とaversion,dislike,fierceness,fondness,understanding
  4.6 形容詞と不定冠詞の共起関係の方向性
  4.7 結果と考察
第5章 前置詞句と不定冠詞の統語的関係
  5.1 はじめに
  5.2 後位修飾を伴う場合と伴わない場合の比較の困難点
  5.3 調査対象とする前置詞句
  5.4 前置詞句の有無と不定冠詞との関係
  5.5 結果と考察
第6章 関係詞節と不定冠詞の統語的関係
  6.1 はじめに
  6.2 調査対象とする関係詞節
  6.3 調査対象とする名詞
  6.4 関係詞節と不定冠詞およびゼロ限定詞との関係
  6.5 関係詞節と不定冠詞との関係
  6.6 結果と考察
第7章 不定冠詞と名詞および形容詞との意味的関係
  7.1 はじめに
  7.2 調査対象の名詞
  7.3 形容詞と名詞の組み合わせと不定冠詞およびゼロ限定詞との関係
  7.4 結果と考察
第8章 不可算抽象名詞と不定冠詞
  8.1 はじめに
  8.2 種類(type)と具体的事例(instance)の区別
  8.3 不定冠詞と個別の特性
  8.4 まとめ:不可算抽象名詞が不定冠詞と共起する条件
第9章 抽象名詞の可算解釈
  9.1 はじめに
  9.2 感情を表す名詞の可算解釈
  9.3 精神活動を表す名詞の可算解釈
  9.4 人の特質を表す名詞の可算解釈
  9.5 状態を表す名詞の可算解釈
  9.6 第8章・第9章の結果と考察
第10章 辞書編纂への提言
  10.1 はじめに
  10.2 英語学習辞典における可算・不可算表記
  10.3 英語学習者にわかりやすい可算・不可算の区別
  10.4 まとめ
第11章 結論
  11.1 調査結果の要約
  11.2 今後の研究の方向性
  11.3 最後に