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「洗い」の日本建築史
貸出可
中山 利恵/著 -- 東京大学出版会 -- 2024.2 -- 521
新着本お知らせ
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所蔵件数は
1
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/521/ナ/
117165381
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
「洗い」の日本建築史
タイトルカナ
アライ ノ ニホン ケンチクシ
副書名
建築の経年と木肌処理技術
著者
中山 利恵
/著
著者カナ
ナカヤマ リエ
出版者
東京大学出版会
出版年
2024.2
ページ数
6,286,7p
大きさ
22cm
一般件名
日本建築-歴史
,
建築物-維持管理-歴史
ISBN13桁
978-4-13-066863-7
言語
jpn
分類記号
521
内容紹介
木肌に付いたシミや変色など、物理的な汚れを落とし、経年により古びた建物の視覚的な印象を操る「洗い」の仕事・技術を、日本建築の歴史から解明。また、「新しさ」と「古び」の美意識の醸成と定着について考察する。
著者紹介
京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授。高床文化研究所共同代表。共著に「建築と都市の保存再生デザイン」がある。
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目次
序章 日本建築における「洗い」
一 建物を洗う
二 洗い屋鷲山金次郎の引札
三 洗いと洗い屋
四 木肌処理技術研究の意義
五 既往研究
六 本書の構成
第一章 木肌削り出し
一 建物に残された削りの痕跡
二 近世文書に見る「しらけ」「上削」「白削」
三 「木肌削り出し」の時代的傾向
第二章 洗清と清鉋
一 「洗清」とは何か
二 「掃除」とは何か
三 「清鉋」とは何か
四 元禄二年遷宮記に見る造営中神殿の「古び」問題
五 熱田神宮との比較から見る「洗清」の道具
第三章 灰汁洗い
一 蕎麦藁を用いた左官の洗い
二 灰汁の洗いと洗い屋の発生
三 洗いの工事種別の確立と定着
四 本途帳にみる洗い
五 洗い屋たちの仕事
六 確立から発展・成熟まで
第四章 近現代の洗い
一 洗い屋たちの近現代
二 洗いと削りと古色の併用
三 洗いの縮小と古色の拡大
四 古びと清浄の併存
五 式年造替を再現する洗い
六 式年造替を再現する削り
終章 洗いか古びか
一 三つの系譜が織りなす洗いの変遷
二 日本建築の美と経年
三 建築の経年に対する美意識の変遷
四 経年と清浄の融合
附論 洗いの道具について
一 洗いに用いられる桶類
二 洗いに用いられる箒と簓
三 コソゲと鉋、その他の道具
四 洗い道具の特性
五 洗い道具と洗いの起源
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