橋内 武/編著 -- くろしお出版 -- 2024.2 -- 321

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閲覧室 /321/ホ/ 117345298 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 法と言語
タイトルカナ ホウ ト ゲンゴ
副書名 法言語学へのいざない
著者 橋内 武 /編著, 堀田 秀吾 /編著  
著者カナ ハシウチ タケシ,ホッタ シュウゴ
出版者 くろしお出版
出版年 2024.2
ページ数 14,265p
大きさ 21cm
一般件名 法律学 , 言語
ISBN13桁 978-4-87424-953-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 321
内容紹介 法言語学の代表的課題を、言語学者と法学者がキーワード、基本文献、事例・文例・関連図表などを示しながらわかりやすく解説。裁判員制度時代の「法と言語」または「法言語学」の入門書。

目次

序章 法と言語を学ぶ前に
  1 はじめに
  2 基礎学としての言語学
  3 基礎学としての法学
  4 学際的・実用の学としての法言語学
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室1 語学の達人と言語学者
第1部 法言語へのいざない
第1章 法律のことば
  1 日常語からの乖離
  2 法律用語
  3 奇妙な法律用語
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室2 ことばの形式・意味・機能/レジスター
第2章 日本国憲法のことば
  1 憲法のことばへのアプローチ
  2 イノウエ(1994)による日本国憲法の分析
  3 まとめ
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室3 ハンセン病関連法令における病名の変遷
第3章 裁判のことば法言語学の元祖の研究
  1 ある冤罪事件
  2 供述調書のことば
  3 証人尋問のことば
  4 裁判のことば
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室4 裁判と方言(地域語)
第4章 裁判員裁判のことば裁判官と裁判員のコミュニケーション
  1 はじめに
  2 裁判員制度の概要
  3 裁判員裁判の言語使用
  4 法廷用語の研究
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室5 法令用語と法令文の市民化
第5章 司法通訳正確さと公正さを期して
  1 司法通訳の根拠,主な場面と特徴
  2 司法通訳の正確性の問題
  3 日本で司法通訳が問題になった事件
  4 司法通訳の研究の流れ
  5 言語学と司法通訳
  6 司法通訳の今後の展望
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室6 法廷通訳人の資格・研修制度
第2部 法言語学の課題
第6章 ことばの犯罪(1)特殊詐欺のことば
  1 特殊詐欺の手口
  2 特殊詐欺の事例
  3 関連性理論による分析
  4 おわりに
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室7 裁判官・検察官・弁護士
第7章 ことばの犯罪(2)偽証・名誉毀損
  1 偽証
  2 名誉毀損
  3 まとめ
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室8 ヘイトスピーチの蔓延と解消法
第8章 ことばの証拠(1)筆跡鑑定・文書分析・話者同定・剽窃
  1 筆跡鑑定
  2 文書分析
  3 話者同定・プロファイリング
  4 剽窃
  5 対話型生成AIの問題点
  6 まとめ
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室9 製品の表示と注意書き
第9章 ことばの証拠(2)商標の類否と識別力
  1 商標制度
  2 商標の類否
  3 商標の普通名称化
  4 商標言語学の展望
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室10 言語学鑑定-コミュニケーションの証拠
第10章 ことばの誤解 意味内容の解釈をめぐる争い
  1 ことばの解釈
  2 ことばの解釈と司法判断
  3 ことばに対する誤解
  4 言語行為の解釈
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室11 黙秘権
第11章 ことばが記憶を変える目撃者の記憶の変容
  1 ロフタスたちの実験
  2 記憶のしくみ
  3 目撃証言
  4 おわりに
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室12 子どもの目撃証言
第3部 法と言語と社会
第12章 言語権・言語法と言語政策
  1 言語権とは何か
  2 言語法と言語政策
  3 日本の言語政策・言語計画
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室13 先住民族の言語権
第13章 法言語教育
  1 法教育と国語科学習指導要領の関連
  2 実践例とその内容
  3 実践の方法
  4 おわりに
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室14 日本語教育推進法とその問題点
第14章 法言語学の成立と展開
  1 「合理的疑い」があれば,有罪?
  2 欧米諸国における法言語学の歩み
  3 アジア諸国における法言語学の歩み
  4 日本国内の法言語学の歩み
  5 法言語学の今後の展望
  課題
  さらに学びたい人のために
  学習室15 日本手話と手話言語条例・法
終章 法と言語まとめ
  1 はじめに
  2 法言語へのいざない(第1部)
  3 法言語学の課題(第2部)
  4 法と言語と社会(第3部)
  課題