梛木 春幸/著 -- 講談社 -- 2024.1 -- 667

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
じどう /667/ナ/ 121218275 児童一般 可能 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 捨てられる魚たち
タイトルカナ ステラレル サカナタチ
副書名 「未利用魚」から生まれた奇跡の灰干し弁当ものがたり
著者 梛木 春幸 /著  
著者カナ ナギ シュンコウ
出版者 講談社
出版年 2024.1
ページ数 95p
大きさ 20cm
一般件名 水産物 , 食品ロス , 料理(日本)
ISBN13桁 978-4-06-533807-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 667
内容紹介 捨てたらゴミ、食べればごちそう! 捨てられる「未利用魚」を、火山灰を利用して干物にしてつかった「桜島灰干し弁当」を開発した食育日本料理家が、自身の活動とともにフードロス問題や日本の食文化について綴る。
著者紹介 食育日本料理家。株式会社樹楽代表取締役社長。食育の講演活動、商品開発、地域活性化事業、仕出し、料理プロデュースなどを行う。

目次

はじめに 漁師さんはとった魚の3割を捨てている
第1章 どうして魚は捨てられるのか
  ●魚が捨てられる3つの大きな理由
  ●売れば売るほど赤字になる魚
  ●いま「未利用魚」に注目が集まるワケ
  ●未利用魚の活用とSDGs
  ●海の生態系の変化はすでに始まっている
  ●最近になってから食べられるようになった魚も多い
  ●魚を加工して食べやすくすることの意味
  ●これからの社会でどんな仕事にも必要なこと
第2章 地元・鹿児島で「未利用魚」のことを知るまで
  ●脳梗塞でたおれた母の看病のために鹿児島へ
  ●「自分がすべきことはなにか」を考えた
  ●ただ料理を教えるだけではない料理教室
  ●和食の料理人は調味料を量らない?
  ●料理教室が人気になり講演依頼がやってくる
  ●梛木という男は、ヒット商品をつくるのがうまいらしい
  ●未利用魚を「1キログラム350円で買う」という決断
第3章 苦難の果てに誕生した奇跡の「灰干し弁当」
  ●使い道のわからない未利用魚だけが増えていく
  ●和歌山県でつくっていた「灰干し」の発見
  ●灰干しはこうやってつくられる
  ●保健所から注意をされる
  ●「火山灰=厄介者」という鹿児島県民の意識
  ●6人いた従業員の5人がいっせいにやめた
  ●従業員のお給料も払えない状態に
  ●苦しいときのぼくを救ったふたりの女性
  ●灰干しをお弁当にしてみよう!
第4章 いまこそ知りたい和食のマナー
  ●どうしてワサビは皿の右側に置くのか?
  ●旬のものを食べたほうが体にいいワケ
  ●地元でつくられたものを食べる大切さ
  ●子どもと同じくらい「大人の食育」が必要
  ●「高校生レストラン」で学べること
  ●「働く」ってなんだろう?
  ●人をよろこばせる練習をしよう
  ●フランスでも講演を依頼される
  ●無形文化遺産「和食」を学ぼう
おわりに