松丸 啓子/著 -- リベルタス出版 -- 2023.12 -- 493.71

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資料詳細

タイトル ヤスパースの精神医学の哲学
タイトルカナ ヤスパース ノ セイシン イガク ノ テツガク
叢書名 リベルタス学術叢書
著者 松丸 啓子 /著  
著者カナ マツマル ケイコ
出版者 リベルタス出版
出版年 2023.12
ページ数 190p
大きさ 22cm
一般件名 精神病理学総論
ISBN13桁 978-4-905208-14-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 493.71
内容紹介 ヤスパース「精神病理学総論」への考察を通じ、精神医学が常に人間全体を問題にする実践であることを確認。ヤスパースの精神医学から実存哲学への道程を詳らかにし、その起源と深化を探る。

目次

序論
  1.本書の課題と構成
  2.精神医学者としてのヤスパース
  3.ヤスパースの哲学への道
第1章 『精神病理学総論』における<心>の概念
  第1節 ヤスパースの<心>の概念
  第2節 心の哲学の様々な立場
  第3節 ヤスパースの心の哲学の可能性
第2章 『精神病理学総論』における<了解>の概念
  第1節 構成的-発生的精神病理学に対する批判
  第2節 『精神病理学総論』の方法的原理
  第3節 『精神病理学総論』における<了解>
  第4節 『精神病理学総論』における<説明>
  第5節 方法と対象性
  第6節 心理学的理論と「意識外のメカニズム」
  第7節 <了解できないもの>
  第8節 部分と全体
第3章 精神分析に対する批判
  第1節 グリュンバウムによる批判
  第2節 ヤスパースによる批判
  第3節 ヤスパースの科学哲学
第4章 危機的状況のもつ実存的意義
  第1節 精神病理学における<自我意識>
  第2節 ヤスパースの了解心理学における<人格意識>
  第3節 ハイデガーの「ひと」とキルケゴールの「閉じこもり」
第5章 <不安>と「不安症」
  第1節 「気分」としての<不安>
  第2節 「不安症」の症状としての<不安>
  第3節 <不安>の克服
第6章 『精神病理学総論』と現代精神医学
  第1節 <方法的自覚>と「多元主義」
  第2節 <全体としての人間>と診断図式
  第3節 <実存的コミュニケーション>と精神療法
結論