トップメニュー
詳細資料検索
資料紹介
OPACの利用案内
Myライブラリ
トップメニュー
>
本サイトにはJavaScriptの利用を前提とした機能がございます。
お客様の環境では一部の機能がご利用いただけない可能性がございますので、ご了承ください。
資料詳細
詳細資料検索
ジャンル別検索
1 件中、 1 件目
いびつな「書の美」
貸出可
林 淳/著 -- 森話社 -- 2023.12 -- 728.21
新着本お知らせ
本棚へ
所蔵
所蔵件数は
1
件です。現在の予約件数は
0
件です。
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/728.2/ハ/
117375204
成人一般
可能
ページの先頭へ
資料詳細
タイトル
いびつな「書の美」
タイトルカナ
イビツ ナ ショ ノ ビ
副書名
日本の書がたどった二つの近代化
著者
林 淳
/著
著者カナ
ハヤシ ジュン
出版者
森話社
出版年
2023.12
ページ数
391p
大きさ
22cm
一般件名
書道-日本
ISBN13桁
978-4-86405-182-8
言語
jpn
分類記号
728.21
内容紹介
近代書の2大潮流である「革新派」と「伝統派」。これまで分析されてこなかった「伝統派」の実像を描き出すとともに、比較対象として「革新派」についても詳細にまとめ、近代以降の日本における「書の美」の俯瞰図を描く。
著者紹介
岐阜県瑞浪市生まれ。広島大学大学院総合科学研究科博士課程後期修了。公益財団法人京都文化財団に奉職。京都芸術大学非常勤講師。著書に「天爵大神福井をゆく」など。
ページの先頭へ
目次
序論
一 本書で扱う「書の美」
二 書を観るための足がかり
三 「革新派」と「伝統派」
第一章 「革新派」による書の制作理念
第一節 「革新派」登場に至るまで
一 日本における「芸術」「美術」の用例
二 「美術」の語の定着と書との関係
三 展覧会と書
四 西洋美学と書の接続可能性
第二節 「革新派」の発言にみるそれぞれの制作思想
一 「革新派」の源流
二 「革新派」の書家の発言-比田井の直弟子たち
三 「革新派」の書家の発言-その他の書家
四 書家周辺の発言
第三節 井島勉の書道観とその問題点
一 「書の美」と美学者井島勉
二 井島の芸術観
三 井島と書家との接点及びその影響
四 井島の書道観
五 井島の問題点-萱のり子の批判
六 井島の問題点-現代偏重の姿勢が生み出す功罪
第四節 久松真一の褝芸術思想
一 久松真一と森田子龍-本節の目的
二 久松の禅理解
三 久松の考える褝と芸術の関係
四 久松の考える神芸術の表現とその評価
五 久松の問題点
第一章小結
第二章 「伝統派」による書の制作理念
第一節 「伝統派」の思想の整理
一 「伝統派」とは何か
二 戦前までの書に対するイメージ
三 「伝統派」の書家の発言
四 「伝統派」に近い書家や周囲の発言
五 「伝統派」に含めない「伝統」の考え方
六 「革新派」との比較
第二節 書道史上における「伝統派」の位置づけ
一 中国の書論
二 墨跡のあり方
三 「伝統派」以前の書の制作思想
第三節 「伝統派」の背景にある思想
一 褝と芸術をつなぐ「幽玄」
二 能楽の芸術性と「伝統派」の書
三 「禅的なもの」と「諸芸のさとり」
四 「伝統派」の書と「道」
五 「伝統派」の制作理念と儒教的なあり方との関係
第四節 西脇呉石の芸術書観
一 西脇呉石について
二 「海石先生書簡集」にみえる明治期の西脇像
三 西脇の書道観
四 西脇の芸術書観を取り巻いた「現代」
五 西脇の作品
第二章小結
第三章 書の評価
第一節 書の評価と分類
一 書の評価の現状と分類の必要性
二 書を評価するスタンス-解釈と鑑賞
三 書の分類
四 各分類の精査
第二節 書を評価する語としての「韻」と「個性」
一 書と「韻」
二 「韻」の発現について
三 書と「個性」
四 「個性」とは何か-書家たちの理解
五 「個性」は書にどう発現するか
第三節 実際の作品評価
一 古典の評価
二 「革新派」作品の評価
三 「伝統派」作品の評価
第三章小結
結論
ページの先頭へ