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日本蚕糸業史再考
貸出可
石井 寛治/著 -- 東京大学出版会 -- 2023.9 -- 632.1
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/632.1/イ/
117162867
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
日本蚕糸業史再考
タイトルカナ
ニホン サンシギョウシ サイコウ
著者
石井 寛治
/著
著者カナ
イシイ カンジ
出版者
東京大学出版会
出版年
2023.9
ページ数
5,194,7p
大きさ
22cm
一般件名
蚕糸業-日本
ISBN13桁
978-4-13-040314-6
言語
jpn
分類記号
632.1
内容紹介
日本蚕糸業の段階的変化を、伝統技術と輸入技術を基礎に推し進めた技術革新を軸に考察するとともに、日中伊三国の生糸世界市場における競争を、富岡製糸場の動向を中心に論じる。
著者紹介
東京生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学名誉教授。日本学士院会員。経済学博士。著書に「資本主義日本の地域構造」など。
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目次
序章 問題の所在
付論1 <書評>井川克彦著『近代日本製糸業と繭生産』(東京経済情報出版、一九九八年)
付論2 <書評>中林真幸著『近代資本主義の組織-製糸業の発展における取引の統治と生産の構造』(東京大学出版会、二〇〇三年)
付論3 <書評>上山和雄著『日本近代蚕糸業の展開』(日本経済評論社、二〇一六年)
第Ⅰ編 日本蚕糸業における伝統と革新
第一章 日本蚕糸業の地域類型
はじめに
一 群馬県における組合製糸の発展
二 長野県における組合製糸の発展
おわりに
第二章 蚕糸技術の伝統と革新
はじめに
一 世界遺産登録時の構想
二 登録以降の世界遺産の管理・活用と研究
おわりに
第三章 前橋の改良座繰
はじめに
一 交水社社員の改良座繰経営
二 巨大製糸結社交水社の発展と限界
おわりに
第Ⅱ編 世界市場における富岡製糸場
第四章 富岡製糸場における経営革新
はじめに
一 富岡製糸場はどのような品質の生糸を製造したか
二 富岡製糸場の日本国内での経済的位置はどうだったのか
三 イタリア・中国製糸業と日本製糸業の違いは何か
第五章 製糸経営の二類型における工場法
一 課題の設定
二 労働時間制限への製糸家の反対
三 製糸経営の二類型と労働時間
四 製糸業の特別扱いの強化
五 議会での攻防と法案の成立
六 製糸業内部からの規制の要請
第六章 近代世界市場における日本生糸と中国生糸
はじめに
一 世界市場における日本生糸の量的制覇
二 日本蚕糸業の持続的な技術革新
三 日本生糸と対抗する中国生糸
おわりに
第七章 日本蚕糸業の戦前史と戦後史
はじめに
一 蚕糸業の分析方法
二 戦前の生糸世界市場における日・伊・中三国の競争
三 戦後の生糸世界市場の変容と日本生糸
四 日本蚕糸業縮小の真の要因は何か
五 群馬絹遺産の世界遺産への登録を活かす途
終章 結語と展望
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