原田 綾子/著 -- 信山社 -- 2023.7 -- 327.4

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資料詳細

タイトル 子どもの意見表明権の保障
タイトルカナ コドモ ノ イケン ヒョウメイケン ノ ホショウ
副書名 家事司法システムにおける子どもの権利
叢書名 学術選書
著者 原田 綾子 /著  
著者カナ ハラダ アヤコ
出版者 信山社
出版年 2023.7
ページ数 8,374p
大きさ 22cm
一般件名 家事審判 , 家事事件手続法 , 子どもの権利条約
ISBN13桁 978-4-7972-8265-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 327.4
内容紹介 「こども基本法」時代の新しい家事司法へ-。子どものための正義を実現するには、子どもはいかに取り扱われるべきか。裁判手続中の代理人の役割やその前の相談プロセス、法的決定後の支援など、広い視野から考察する。
著者紹介 京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。同大学博士(法学)。名古屋大学大学院法学研究科教授。著書に「「虐待大国」アメリカの苦闘」がある。

目次

第1章 子どもの意見表明権と家事司法システム
  第1節 子どもの意見表明権とはなにか
  第2節 子どもの意見表明のベネフィットとリスク
  第3節 家事事件手続法の子どもの意見表明に関わる規律
  第4節 子どもの手続代理人の選任に関する規律
  第5節 子どもの手続代理人の役割
  第6節 子どもの手続代理人が代理するのは子どもの意思か子どもの利益か
第2章 子どもの手続代理人実務における子どもの意見表明権の中心性
  第1節 インタビュー調査の目的・方法
  第2節 子どもの手続代理人と裁判所との連携・調整
  第3節 子の父母及びその代理人との調整
  第4節 手続代理人の役割についての子どもの認識
  第5節 子どもとのコミュニケーション
  第6節 子どもの気持ちや意向を伝える
  第7節 子どもの意見表明のインパクト
  第8節 子どもへのフィードバック・手続終結後の関わり
  第9節 子ども本人申立てによる親権停止事件における手続代理人の活動
第3章 オーストラリア家事司法システムにおける子どもの独立の弁護士
  第1節 本章のねらい
  第2節 オーストラリア連邦家族法と子どもの独立の弁護士(ICL)の制度
  第3節 子どもの独立の弁護士(ICL)が担う役割
  第4節 子どもの参加の保障にむけたICLの改革
  第5節 日本の子どもの手続代理人制度への示唆
第4章 子どもにやさしい家事司法システムをめざす
  第1節 子どもの「発達しつつある能力」-子どもの能力の動態的把握
  第2節 家事司法システムにおける子どもの「発達しつつある能力」への応答
  第3節 子どもの権利を尊重する家事司法システムの構想