梶本 淑子/著 -- 河出書房新社 -- 2023.7 -- 319.8

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /319/カ/ 121158448 児童一般 可能 貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 14歳のヒロシマ
タイトルカナ ジュウヨンサイ ノ ヒロシマ
副書名 被爆者が伝える戦争と平和のはなし
叢書名 14歳の世渡り術
著者 梶本 淑子 /著  
著者カナ カジモト ヨシコ
出版者 河出書房新社
出版年 2023.7
ページ数 184,3p
大きさ 19cm
一般件名 原子爆弾-被害
ISBN13桁 978-4-309-61752-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 319.8
内容紹介 いま戦争をしている人たちは「何もわかっていない」。平和な世界のために何ができるのか-。1945年8月6日、14歳の時にヒロシマで被爆し、70歳で証言者になった著者が伝えたい、戦争と平和のはなし。
著者紹介 広島県広島市生まれ。1945年8月6日、高等女学校3年生だった14歳の時に、学徒動員されていた工場で被爆。70歳を過ぎてから被爆体験証言者の活動を始める。

目次

はじめに-核兵器は人類の悲劇を招く
第1章 戦争ばかりの子ども時代
  今も忘れない父のぬくもり
  忍び寄る戦争の影
  将来の夢は学校の先生
  10歳、太平洋戦争が始まった
  欲しがりません、勝つまでは
  中学生もお国のために働いた
  コラム 広島に原爆が投下されるまで
第2章 「広島がなくなってしまった!」-原爆投下の日
  すみきった夏空の下、1日が始まった
  ガレキに体が埋まっても「私は、まだ生きている」
  外にはい出して見た地獄の光景
  今でも忘れられない死の臭い
  夜になっても燃え続けた広島の街
  コラム 安田高等女学校「被爆」の記録
第3章 「なんであんただけが帰ってきたんか」-生き残った苦しみ
  黒いおにぎり、黒い雨
  父と奇跡の再会
  歯茎から血が止まらない
  8月15日、戦争が終わった
  倒壊した建物の片づけ作業ばかりの学校生活
  被爆から1年半後、急死した父
  お父ちゃんとの約束 16歳で夢をあきらめた
  生きていることが罪であるような気持ち
  コラム 広島平和記念資料館によく寄せられる質問 Q&A
第4章 70歳で証言者に-「一生語りたくなかった」記憶を伝える
  原爆の悲惨さを世界に訴え続ける原爆ドーム
  「第五福竜丸事件」から始まった被爆者運動
  証言をするきっかけは孫からのすすめ
  小学生たちの目線で伝える「原爆孤児」
  中学生たちに伝えるいとこの死
  「アメリカを恨んでいますか?」アメリカの高校生からの一言
  コラム 平和記念公園の慰霊碑・記念碑
第5章 「8月6日はなんの日か知っていますか?」-平和のバトンをつないで
  「原爆の絵」今の高校生たちの平和活動
  戦争の悲惨さとともに伝える周囲を思いやる大切さ
  福島の人たちと心をひとつに
  8月6日は「山の日」? あまりにも知らない人が多い現実
  原爆は過去の話ではなく「今」の話
  コラム 平和の思いを受け継ぐために-広島市立基町高等学校の生徒さんたちからのメッセージ
おわりに-どんな時も命を大切に、ひたむきに生き抜いて
参考文献・URL
付録 被爆証言を英語で読んでみよう