駒宮 幸男/著 -- 講談社 -- 2023.6 -- 427

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資料詳細

タイトル 入門現代の電磁気学
タイトルカナ ニュウモン ゲンダイ ノ デンジキガク
副書名 特殊相対論を原点として
著者 駒宮 幸男 /著  
著者カナ コマミヤ サチオ
出版者 講談社
出版年 2023.6
ページ数 11,210p
大きさ 21cm
一般件名 電気磁気学
ISBN13桁 978-4-06-532245-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 427
内容紹介 一歩高度な理解を目指す人へ向けて、電磁気学の体系を相対論を基盤として展開する、現代的な入門書。本質を失わぬよう、なるべく計算の途中の式も示す。東京大学での講義をもとに書籍化。
著者紹介 横浜生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退。同大学名誉教授。理学博士。早稲田大学理工学術院総合研究所教授などを歴任。

目次

第1章 特殊相対性理論
  1.1 なぜ電磁気学を学ぶ前に特殊相対性理論(特殊相対論)を学ぶのか
  1.2 ニュートン力学における時間と空間
  1.3 マイケルソン-モーレーの実験と光速不変の原理
  1.4 ローレンツ変換
  1.5 特殊相対論的時空
  1.6 速度の合成
  1.7 ローレンツ短縮
  1.8 粒子の寿命(飛行距離)の延び
  1.9 時間のパラドクス
第2章 相対論的運動学
  2.1 自然単位
  2.2 K'系に静止している粒子のK系での4元運動量と4元運動量の任意の方向へのローレンツ・ブースト
  2.3 Center of Momentum System:CMS
  2.4 4元運動量の保存
  2.5 粒子崩壊の運動学
第3章 電場
  3.1 クーロンの法則とガウスの法則
  3.2 電位
  3.3 ポアッソン方程式とラプラス方程式
  3.4 電気双極子モーメントと多重極展開
  3.5 動いている電荷による電場
  3.6 動いている電荷と他の動いている電荷の間に働く力
第4章 磁場
  4.1 磁場の性質
  4.2 磁場のみたす方程式
  4.3 ベクトルポテンシャル
  4.4 任意の形をした導体に流れる定常電流の作る磁場ビオ=サバールの公式
  4.5 静電磁場のまとめ
  4.6 電磁場のローレンツ変換
第5章 電磁誘導とマクスウエルの方程式
  5.1 電磁誘導の基礎
  5.2 相互誘導と自己誘導
  5.3 変位電流
  5.4 マクスウエルの方程式
  5.5 電磁場のエネルギー流の収支
第6章 準静的過程と交流回路
  6.1 準静的過程
  6.2 交流回路
第7章 電磁場内の荷電粒子の運動
  7.1 一様な静磁場のみの場合
  7.2 一様な静電場中での運動
  7.3 一様な電磁場中の運動
第8章 真空中の電磁波と電磁気学の相対論的形式
  8.1 真空中での電磁波
  8.2 4元ポテンシャルとマクスウエルの方程式
  8.3 ゲージ変換
  8.4 電場、磁場のテンソル表示
  8.5 マクスウエル方程式の相対論的形式
補遺
  A.1 ベクトルの内積、外積
  A.2 ベクトル解析の基礎:勾配、発散、回転
  A.3 微分演算子を含んだ公式
  A.4 ガウスの定理とストークスの定理