河村 瑛子/著 -- 和泉書院 -- 2023.5 -- 911.31

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閲覧室 /911.3/カ/ 117160697 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古俳諧研究
タイトルカナ コハイカイ ケンキュウ
叢書名 研究叢書
著者 河村 瑛子 /著  
著者カナ カワムラ エイコ
出版者 和泉書院
出版年 2023.5
ページ数 7,561p
大きさ 22cm
一般件名 俳諧-歴史
ISBN13桁 978-4-7576-1068-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 911.31
内容紹介 古俳諧の言語世界の考究を通して古人の心性に接近し、文学作品の精緻な理解を試みる。併せて古俳書をめぐる諸問題を吟味し、研究基盤を社会と共有することで、古俳諧の文学史的・文化史的意義を多面的に明らかにする。
著者紹介 名古屋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。京都大学大学院文学研究科准教授。

目次

序章
  一 古俳諧の時代
  二 古俳諧の資料的特性
  三 研究史と問題点
  四 本書の目的と研究方法
第一部 資料としての古俳諧
第一章 「ものいふ」の本義について
  一 はじめに
  二 「ものいふ」をめぐる連想
  三 「ものいふ」の本義
  四 おわりに
第二章 古俳諧の異国観
  一 はじめに
  二 「南蛮」について
  三 「黒船」について
  四 「いぎりす」について
  五 「おらんだ」について
  六 おわりに
第三章 古俳諧の「やさし」
  一 はじめに
  二 『俳諧類船集』の「やさし」
  三 西鶴の「やさし」
  四 芭蕉の「やさし」
第四章 『俳諧類船集』研究の諸問題
  一 はじめに
  二 梅盛小伝
  三 『類船集』の典拠と引用歌
  四 『類船集』と口承文芸
第二部 古俳諧と芭蕉
第一章 芭蕉発句の「背戸」について
  一 はじめに
  二 「よき家や」句について
  三 「琴箱や」句について
  四 古俳諧の「背戸」
  五 芭蕉周辺の「背戸」
第二章 「かたち」考
  一 はじめに
  二 「かたち」とは
  三 芭蕉と「かたち」
  四 おわりに
第三章 古俳諧の擬態語表現
  一 はじめに
  二 「によつと」とその類語
  三 連句の進行と擬態語
  四 擬態語表現の展開
  五 おわりに
第三部 古俳書研究
第一章 貞徳作「壺の名に」独吟百韻の諸本について
  一 はじめに
  二 「壺の名に」独吟百韻の諸本
  附 国立国会図書館蔵『初音はいかい』翻刻と略注
第二章 『立圃桃廼酒百韻』の周辺
  一 『立圃桃廼酒百韻』について
  二 立圃の紀行文
  三 亭主「利房」について
  四 『立圃桃廼酒百韻』翻刻
第三章 上方版『私可多咄』考
  一 はじめに
  二 下里知足自筆雑記『徳元玄札両吟百韻』
  三 「笑話書留」と江戸版『私可多咄』
  四 上方版噺本の江戸重版
  五 『私可多咄』の書名について
  六 おわりに
第四章 下里知足自筆雑記『徳元玄札両吟百韻』解題と翻刻
第四部 古俳書年表稿
終章