李 英美/著 -- 明石書店 -- 2023.5 -- 329.94

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資料詳細

タイトル 出入国管理の社会史
タイトルカナ シュツニュウコク カンリ ノ シャカイシ
副書名 戦後日本の「境界」管理
著者 李 英美 /著  
著者カナ リ ヨンミ
出版者 明石書店
出版年 2023.5
ページ数 284p
大きさ 20cm
一般件名 出入国管理-歴史 , 朝鮮人(日本在留)-歴史 , 外国人登録
ISBN13桁 978-4-7503-5559-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 329.94
内容紹介 第二次世界大戦後に形成された出入国管理政策が、とりわけ地域社会においてどのようなかたちで執行され、国民・国籍・人の移動をめぐる「境界」を立ち上げてきたのかを考察する。
著者紹介 神奈川県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。上智大学基盤教育センター特任助教。

目次

序章
第一章 「境界」をつくる
  1 外国人登録制度の形成期における身元証明と移動の管理
  2 一九五〇年代初頭における外国人登録事務の現場
第二章 「境界」の現場
  1 「外国人登録事務協議会」の発足
  2 外国人登録における地域の独自性
  3 成績優良職員の表彰
第三章 「境界」からの排除
  1 戦後期の出入国管理網と「密航」
  2 一九五〇年代初頭の沿岸警備をめぐる治安実践
第四章 収容と送還のはざま
  1 対日講和条約発効後の在留権の再定位
  2 大村収容所の釈放事業と保護団体
  3 一九五〇年代における日韓会談中断期の人の移動問題
第五章 「境界」へのまなざし
  1 戦後長崎と大村収容所
  2 児童による大村収容所「慰問」の記録
  3 収容所への視線
終章