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漢王朝の祭祀と儀礼の研究
貸出可
目黒 杏子/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2023.2 -- 222.042
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/222.0/メ/
117158717
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
漢王朝の祭祀と儀礼の研究
タイトルカナ
カンオウチョウ ノ サイシ ト ギレイ ノ ケンキュウ
著者
目黒 杏子
/著
著者カナ
メグロ キョウコ
出版者
京都大学学術出版会
出版年
2023.2
ページ数
15,612p
大きさ
22cm
一般件名
中国-歴史-漢時代
,
祭り-中国
,
儀礼
ISBN13桁
978-4-8140-0453-9
言語
jpn
分類記号
222.042
内容紹介
前漢・後漢時代、皇帝は祭祀の実践によって国家の秩序と安寧をはかるが、両漢時代の祭祀の実態は十分に明らかではない。祭儀と祭祀場の分析を通じて、多様な思惟によって「皇帝」像がつくりあげられていく過程を解き明かす。
著者紹介
京都府立大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学博士(歴史学)。専門は中国秦漢時代史の研究。
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目次
序章 漢王朝の礼制・儀礼・祭祀
一、儀礼と礼制
二、両漢交替期の礼制改革をめぐって
三、国家祭祀のふたつの局面
四、支配にとって祭祀とは何か
第一部 郊祀制の展開-祀場構造と儀礼を中心に
小序
第一章 前漢武帝期における郊祀制の成立
はじめに
第一節 高祖から武帝初期の郊祀制
第二節 甘泉泰畤の創設
おわりに
附記
第二章 王莽「元始儀」の構造-前漢末における郊祀の変化
はじめに
第一節 『後漢書』祭祀志上劉昭注「元始儀」通釈
第二節 甘泉泰畤から「元始儀」へ
おわりに
附記
第三章 後漢郊祀制と「元始故事」
はじめに
第一節 後漢郊祀制の成立とその儀礼
第二節 祀場の構造とその世界観
おわりに
補論 「【テツ】」について
付章 夏至の儀礼-「元康五年詔書冊」再考
はじめに
一、「元康五年詔書冊」の概要
二、各官府の儀礼・行事
三、夏至の儀礼・行事と魏相の思想
四、魏相の世界観と郊祀
おわりに
第二部 武帝の封禅と巡幸
小序
第一章 前漢武帝の封禅-政治的意義と儀礼の考察
はじめに
第一節 前漢初期の封禅計画
第二節 同時代人の目からみた封禅の意義
第三節 封禅儀礼の構造とその意義
おわりに
第二章 封禅儀礼の創出
はじめに
第一節 武帝期封禅の儀礼構成
第二節 「封」の祭儀
第三節 天下統合の象徴-「江淮の茅」と「五色の土」
むすびにかえて-「玉牒の書」私見
補論 武帝の封禅の刻石文について
第三章 前漢武帝の巡幸-祭祀と皇帝権力の視点から
はじめに
第一節 武帝期巡幸の構造解明に向けて
第二節 「東」の巡幸の構造-封禅の祭儀を手がかりに
第三節 「西」の巡幸の意義-郊祀と軍事の関係から
第四節 巡幸にみる武帝の権力構造-泰山・甘泉・長安
おわりに
第四章 前漢における上帝・山川祭祀の体系と展開
はじめに
第一節 統一秦の国家祭祀
第二節 前漢初より武帝期までの変化
第三節 宣帝期の国家祭祀体系再編-武帝の継承と変革
おわりに
第三部 酎祭と両漢宗廟制
小序
第一章 前漢前半期の酎祭
はじめに
第一節 酎祭の概要
第二節 「酎金」制度と酎祭の変化
おわりに
第二章 前漢後半期における宗廟制の変容
はじめに
第一節 元・成帝期の宗廟制
第二節 哀帝期の宗廟制
第三節 元始年間の宗廟制
むすびにかえて-王莽の宗廟制
第三章 後漢の酎祭と宗廟制
はじめに
第一節 光武帝期の宗廟制
第二節 明・章帝期の宗廟制
第三節 章帝の「【テイ】」祭
おわりに
終章 前漢末礼制改革の来し方と行く末
一、前漢武帝期までの儀礼と秩序-『史記』礼書から
二、前漢末礼制改革の政治的背景
三、宗廟制改革をつらぬく対立軸
四、郊祀制改革における配祀と承天の思想
五、未完の礼制改革-章帝と曹褒
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