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学力格差の拡大メカニズム
貸出可
数実 浩佑/著 -- 勁草書房 -- 2023.1 -- 371.3
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/371.3/カ/
117323246
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
学力格差の拡大メカニズム
タイトルカナ
ガクリョク カクサ ノ カクダイ メカニズム
副書名
格差是正に向けた教育実践のために
著者
数実 浩佑
/著
著者カナ
カズミ コウスケ
出版者
勁草書房
出版年
2023.1
ページ数
8,228p
大きさ
22cm
一般件名
教育格差
,
学力
ISBN13桁
978-4-326-25168-1
言語
jpn
分類記号
371.3
内容紹介
なぜ学力格差は維持・拡大するのか。教育に求められる平等とは何か。「マタイ効果」にもとづき、学力格差の拡大メカニズムを理論的かつ実証的に検討。学力格差を是正すべき理由についても考える。
著者紹介
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。宝塚大学東京メディア芸術学部専任講師。
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目次
序章 学力格差のメカニズム解明に向けて
1.学力格差という社会問題
2.学力格差の先行研究
3.学力格差が維持・拡大するのはなぜか
4.本書の構成
1章 マタイ効果を学力格差研究に援用する
1.問題設定-学力格差研究における理論的関心の欠如
2.メカニズムという概念
3.先行研究の課題と解決方策
4.マタイ効果の概念整理
5.マタイ効果を学力格差の文脈へ
6.まとめと考察
2章 双方向因果による格差の拡大メカニズム
1.問題設定-学力が先か,学習意欲が先か
2.理論枠組みの整理
3.分析手法
4.データと変数
5.分析結果-学力と学習意欲の双方向因果
6.自尊感情に着目した分析
7.まとめと考察
3章 悪循環に苦しむのは誰か
1.問題設定-成績が下がると学習を諦めるか
2.学習時間の先行研究
3.リサーチクエスチョンと理論的根拠
4.分析手法
5.データと変数
6.分析結果-学力(成績)低下と学習時間の変化の関係
7.進学意欲に着目した分析
8.まとめと考察
4章 「二つの平等」を目指す学校文化
1.問題設定-実質的平等の概念を深掘りする
2.平等概念の理論的検討
3.調査概要と対象校の位置づけ
4.A中の教育理念と格差・貧困問題への認識
5.低学力層への着目と「下に手厚い」実践
6.集団づくりの理念と実際
7.まとめと考察
5章 なぜ学力格差は是正すべきなのか
1.問題設定-学力格差の規範的問い
2.何の平等か-なぜ学力は重要なのか
3.なぜ平等でなければならないか-何のために学力格差を是正するか
4.まとめと考察
終章 学力格差とマタイ効果
1.なぜ学力格差は維持・拡大するのか
2.学力格差研究におけるマタイ効果の含意
3.効果のある学校研究の展開に向けて
4.いかにして学力格差の拡大を食い止めるか
5.今後の課題と展望
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