松本 康/編 -- 有斐閣 -- 2022.12 -- 361.78

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資料詳細

タイトル 都市社会学・入門
タイトルカナ トシ シャカイガク ニュウモン
叢書名 有斐閣アルマ
著者 松本 康 /編  
著者カナ マツモト ヤスシ
出版者 有斐閣
出版年 2022.12
ページ数 15,314p
大きさ 19cm
一般件名 都市社会学
ISBN13桁 978-4-641-22207-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.78
内容紹介 伝統的な学説・方法から、最新の議論や事例までを網羅した、都市社会学のスタンダードテキスト。金沢、原宿などのまちづくり、上海やムンバイなど発展の著しいアジア都市の現状のほか、阪神・東北の震災復興の動向も盛り込む。
著者紹介 大阪市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大妻女子大学社会情報学部教授。元日本都市社会学会会長。著書に「「シカゴ学派」の社会学」など。

目次

序章 都市社会学の問い
  1 君たちはどう生きるか
  2 都市社会学の3つの問い
  3 都市とはなにか
  4 学びの内容
第Ⅰ部 都市化とコミュニティの変容
第1章 都市社会学の始まり
  1 シカゴの発展
  2 シカゴ社会学
  3 シカゴ学派の都市研究
第2章 アーバニズム
  1 生活様式としてのアーバニズム
  2 都市と社会構造
  3 アーバニズムと下位文化
第3章 都市生態学と居住分化
  1 人間生態学という視座
  2 同心円地帯理論からの批判的展開
  3 東京の社会-空間構造分析
第4章 地域コミュニティ
  1 地域コミュニティとはなにか
  2 都市化と町内会・自治会
  3 郊外化とコミュニティ形成
  4 NPOと市民活動
第5章 都市と社会的ネットワーク
  1 コミュニティのネットワーク分析
  2 「コミュニティ」問題
  3 アーバニズムとパーソナル・ネットワーク
  4 日本におけるアーバニズム理論の検証
第Ⅱ部 都市の危機と再編
第6章 都市圏の発展段階
  1 欧州における都市圏の発展段階
  2 日本における三大都市圏の発展段階
  3 東京における都市圏の発展段階
第7章 情報化・グローバル化と都市再編
  1 工業化と都市
  2 情報化と都市
  3 グローバル化と都市
  4 変貌する東京
第8章 インナーシティの危機と再生
  1 都市化の進展とインナーシティ
  2 都市化の進行と労働力の移動
  3 エスニック・コミュニティの形成
  4 グローバル化のなかのインナーシティ
第9章 郊外のゆくえ
  1 郊外の誕生と展開
  2 米国における郊外の特質と変容
  3 日本における郊外の動向
第Ⅲ部 時間と空間のなかの都市
第10章 都市の個性とまちづくり
  1 都市の普遍性から都市の個性へ
  2 伝統的消費都市・金沢の内発的発展
  3 文化という景観
  4 社会科学者の言説
  5 都市政策と都市像の変遷
  6 都市の個性と文化的構築
第11章 文化生産とまちづくり
  1 文化生産とはなにか
  2 ファッションの街「裏原宿」
  3 住民の流出と「おかず横丁」の衰退
  4 ファッションの街・裏原宿への変容
  5 新しいまちづくりへ
  6 裏原宿を都市社会学的に考える
第12章 アジアの都市再編と市民
  1 ソウル
  2 上海の都市再開発と住宅の権利
  3 ムンバイにおけるスラム再開発と異議申し立て
第13章 ボランティアと市民社会
  1 2つの大震災とボランティア元年
  2 奉仕活動から支えあいへ
  3 ボランティアによる「支え合い」から「コ・プレゼンス」へ
  4 社会を動かす新たな主体
  5 新たな市民社会の形成に向けて
第14章 都市の防災力と復興力
  1 人間と災害
  2 近代化のなかの災害とその変容
  3 都市と災害
  4 東日本大震災が意味するもの