加藤 隆之/著 -- 東洋大学出版会 -- 2022.11 -- 316.1

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資料詳細

タイトル プライバシー権保障と個人情報保護の異同
タイトルカナ プライバシーケン ホショウ ト コジン ジョウホウ ホゴ ノ イドウ
副書名 イギリス、アイルランド、日本の比較法的検討
著者 加藤 隆之 /著  
著者カナ カトウ タカユキ
出版者 東洋大学出版会
出版年 2022.11
ページ数 10,490p
大きさ 22cm
一般件名 プライバシー , 個人情報保護法
ISBN13桁 978-4-908590-10-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 316.1
内容紹介 イギリス、アイルランド、日本のプライバシー権、個人情報、個人データ保護に関する法制度を概観。民事責任に関する判例を中心として、プライバシー権と個人情報保護との関係をあぶりだす。
著者紹介 千葉県生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。東洋大学法学部企業法学科教授。著書に「憲法判例から考える自由と平等」など。

目次

序 問題の所在
  1 議論の隆盛
  2 議論の穿孔
第1章 イギリスにおける法的責任
  1 プライバシー権の保障と個人データ保護制度の概要
  2 公権力によるプライバシー権保護の欠如
  3 私的な情報の誤用に基づく損害賠償請求と信任違反
  4 個人情報の誤用と損害賠償請求
  5 責任拡大の抑制
  6 コモン・ローの桎梏と真髄
第2章 アイルランドにおける法的責任
  1 プライバシー権の保障と個人データ保護制度の概要
  2 憲法上のプライバシー権侵害に基づく損害賠償請求
  3 憲法上の救済と既存のコモン・ロー上の救済との関係
  4 幻影としてのアイルランド制度
第3章 日本における法的責任
  1 プライバシー権の保障と個人情報保護制度の概要
  2 公権力によるプライバシー権侵害
  3 私人によるプライバシー権侵害
  4 プライバシー権保障から個人情報保護へ
  5 融通無碍な日本の損害賠償制度
第4章 個人情報の誤用に起因する損害の発生と賠償額の算定
  1 問題の核心
  2 EUにおける個人データ保護法違反と損害賠償請求
  3 イギリス及びアイルランドにおける個人データ保護法違反と損害賠償請求
  4 日本における個人情報の誤用と損害賠償請求
  5 考察
第5章 プライバシー権の原理的考察
  1 イギリスにおけるプライバシー権の源流
  2 プライバシー権の現代的潮流
  3 プライバシー権と個人情報保護の関係
  4 プライバシー権・個人情報保護を受ける権利の享有主体
  5 結語-伝統的プライバシー権の再評価