福田 景道/著 -- 武蔵野書院 -- 2022.11 -- 913.42

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閲覧室 /913.4/フ/ 117157388 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中世歴史物語の基幹組成
タイトルカナ チュウセイ レキシ モノガタリ ノ キカン ソセイ
副書名 『増鏡』『梅松論』の文学史的研究
著者 福田 景道 /著  
著者カナ フクダ アキミチ
出版者 武蔵野書院
出版年 2022.11
ページ数 434,18p
大きさ 22cm
一般件名 増鏡 , 梅松論
ISBN13桁 978-4-8386-0770-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.42
内容紹介 鏡物型歴史物語の伝統を最も強く受け継ぐ「増鏡」と「梅松論」。平安から江戸に至る歴史物語史を俯瞰する著者ならではの視座から、この2作品を支える「基幹組成」の剔抉を通じて、歴史物語史の岐路と針路を見定める。
著者紹介 岡山県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。島根大学名誉教授。

目次

序編 『増鏡』と『梅松論』
  第一章 歴史物語史の中の『増鏡』と『梅松論』
  第二章 『増鏡』と『梅松論』の基幹組成
第一編 『増鏡』の基幹組成と世界構図
  第一章 歴史物語としての『増鏡』
  第二章 『増鏡』の基幹組成
  第三章 『増鏡』の基軸構想
  第四章 『増鏡』と両統問題
  第五章 『増鏡』の「先例」記述
  第六章 『増鏡』の「予言」記事
  第七章 『増鏡』にみられる宮廷貴族諸流の盛衰
  第八章 『増鏡』の非政治的記事について
  第九章 『増鏡』と隠岐
第二編 『梅松論』の基幹組成と世界構想
  第一章 歴史物語としての『梅松論』
  第二章 『梅松論』の基幹構想
  第三章 『梅松論』の皇位継承史構想
  第四章 天理本『梅松論』の歴史構想
  第五章 『梅松論』枠物語の変容
  第六章 『太平記』の皇位継承史構想
第三編 中世歴史物語の史的展開
  第一章 歴史物語の系譜と中世歴史物語
  第二章 歴史物語の系譜と『増鏡』
  第三章 『増鏡』型歴史物語の系流
  第四章 源家の歴史物語
  第五章 中世における歴史叙述と通史教育
  付章 『増鏡』・『梅松論』の本文と成立について