齊藤 ゆか/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2022.9 -- 369.7

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資料詳細

タイトル ボランティア評価学
タイトルカナ ボランティア ヒョウカガク
副書名 CUDBASを用いた評価指標の設定と体系化
著者 齊藤 ゆか /著  
著者カナ サイトウ ユカ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2022.9
ページ数 10,313p
大きさ 22cm
一般件名 ボランティア活動
ISBN13桁 978-4-623-09425-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.7
内容紹介 ボランティア活動を公平かつ適正に評価できれば、活動する人の適性や潜在力、今後の展開方法を見出すことができる。ボランティア活動の評価にCUDBASを導入した事例を紹介、検証し、その有効性を明らかにする。
著者紹介 1974年東京都生まれ。博士(学術)。神奈川大学人間科学部教授・学長補佐。専門は生涯教育学、ボランティア・NPO学など。著書に「ボランタリー活動とプロダクティヴ・エイジング」など。

目次

序章 ボランティア評価研究の意義と展望
  第1節 研究目的:ボランティアの潜在的な力を見い出す
  第2節 ボランティアとは何か
  第3節 評価の意味と必要性
  第4節 研究方法:CUDBAS手法の特徴と意義
  第5節 本書の構成
第Ⅰ部 ミクロレベルのボランティア評価
第1章 ボランティア評価の初期開発
  第1節 ボランティア評価研究をめぐる国際的動向
  第2節 ボランティアの量的・質的アプローチ
  第3節 CUDBAS手法を援用したボランティア評価の初期開発
  第4節 CUDBAS手法を用いたボランティア評価の有効性
第2章 ボランティア学習とキー・コンピテンシー評価
  第1節 ESDからみたボランティア評価学の方向性
  第2節 日本におけるボランティアをめぐる教育政策
  第3節 キー・コンピテンシーを軸としたボランティアに必要な能力
  第4節 持続可能な社会を形成するボランティア学習
第3章 社会参画力を育む授業実践と評価:地域イベントの導入
  第1節 社会参画力を育む授業開発
  第2節 「ボランティア活動論」の授業実践と質的評価
  第3節 「生涯学習イベント企画」の授業実践と質的評価
  第4節 地域イベントを実施運営できる能力インベントリー作成と評価
  第5節 社会参画力レベルを高める授業実践
第4章 子どもと親・若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価
  第1節 子ども・若者のキャリア教育
  第2節 子どもと親のキャリア形成に関するニーズ把握
  第3節 若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価
  第4節 社会人の一般能力の内容と構造
第Ⅱ部 メゾレベルのボランティア評価
第5章 「潜在的ボランティア」活動に踏み出す具備条件
  第1節 「潜在的ボランティア」概念の導入
  第2節 調査の方法
  第3節 ボランティア活動に踏み出す具備条件
  第4節 「潜在的ボランティア」が活動に踏み出す条件と環境づくり
  第5節 市民(若者・高齢者・NPO関係者)に潜むボランタリズムを誘う
第6章 「社会参画型教育プログラム」の実施・運営能力と評価
  第1節 社会参画型教育プログラムの検討の意義
  第2節 教育プログラムの実践と評価方法
  第3節 「社会参画型教育プログラム」の効果と課題の検証:世代間交流の実践
  第4節 「社会参画型教育プログラム」の実施・運営プロセスと必要能力の抽出
  第5節 「社会参画型教育プログラム」の方法論の提示
第7章 アクティヴ・シニアのエンパワメントと評価
  第1節 高齢者(シニア)と共にコミュニティを拓くために
  第2節 エイジングの国際的方向性:国連と日本
  第3節 日本におけるシニアのプロダクティヴィティの評価
  第4節 「高齢者(シニア)」をめぐる研究の視角
  第5節 アクティヴ・シニアのエンパワメントをめぐる課題と支援の仕組み
第Ⅲ部 マクロレベルのボランティア評価
第8章 社会教育計画立案に向けた産学官民連携の協議:CUDBASの成果
  第1節 自治体における社会教育計画立案
  第2節 社会教育の評価:松戸市を例として
  第3節 CUDBAS手法を活用した産学官民連携の協議
  第4節 コラボレーション導入の成果と課題
  第5節 「ポジティブ・アプローチ」の発展的なサイクル
第9章 生涯学習機関における企画・立案過程の提案:事業到達度の評価
  第1節 生涯学習機関における委員会・会議のあり方
  第2節 「企画・立案過程」の作業手順:小田原市を例として
  第3節 CUDBAS手法を用いた事業到達度インベントリー作成と評価
  第4節 委員会・会議の機能を最大発揮する条件
  第5節 地域の拠点となる公民館機能の現状把握と評価
第10章 市民性と地域参画力を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価
  第1節 成人を対象とするサービス・ラーニング
  第2節 研究の手順と方法
  第3節 成人のためのサービス・ラーニングの展開と評価:市民大学を例として
  第4節 学習支援者の業務とその構造:CUDBASとSOFARモデルの活用
  第5節 「市民性」と「地域参画力」を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価
終章 ボランティア評価学の体系化を目指して
  第1節 本研究の主要な知見:ボランティア活動成果を確かなものに
  第2節 各章における研究成果の整理:CUDBASを用いた評価指標の設定
  第3節 ボランティア評価学の体系化に向けて
  第4節 本研究に残された課題と展望