三浦 哲哉/[著] -- みすず書房 -- 2022.10 -- 778.253

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閲覧室 /778.2/ミ/ 117265165 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル サスペンス映画史
タイトルカナ サスペンス エイガシ
著者 三浦 哲哉 /[著]  
著者カナ ミウラ テツヤ
出版者 みすず書房
出版年 2022.10
ページ数 291,32p
大きさ 20cm
一般件名 映画-アメリカ合衆国
ISBN13桁 978-4-622-09561-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 778.253
内容紹介 確かな足場のない宙吊りの不安、さらには不安がもたらす魅惑を、サスペンス映画はさまざまに組織し、洗練し、そして継承してきた。斬新な映像分析、小気味よい論理展開、息づまる場面描写によって新たな映画の見方を提示する。
著者紹介 1976年福島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。青山学院大学文学部比較芸術学科教授。著書に「『ハッピーアワー』論」「食べたくなる本」など。

目次

序論
第一部 モビリティー
第一章 サスペンスの始まりとグリフィス
  一 チェイス・フィルムと予定調和の問題
  二 『ドリーの冒険』から並行モンタージュへ
  三 離散と回帰のメロドラマ
  四 現在からの逸脱
  五 サスペンスのパラドクス
第二章 バーレスクとモダン・エイジ
  一 マック・セネット
  二 身体の機械化
  三 行動主義心理学とバーレスク俳優
  四 不適応の諸様式-ロイド、チャップリン、キートン
  五 サイレント時代の終焉
第三章 フリッツ・ラングと二つの全体主義
  一 都市のサスペンス
  二 マブゼとM
  三 ハリウッドの全体主義
  四 説話的サスペンスとエルンスト・ルビッチ
  五 ハリウッド時代のラング
第二部 めまい
第四章 主観的サスペンスとジャンル化
  一 サスペンスのジャンル化
  二 オーソン・ウェルズ-光学とメディア
  三 ジャック・ターナー-境界と闇
  四 知覚の宙吊りと主観ショット
  五 投射の罠
第五章 ヒッチコック的サスペンス
  一 客観的サスペンスと主観的サスペンス
  二 予兆と平面
  三 観客の場所
  四 らせん
  五 幻滅
第六章 ポスト・ヒッチコック
  一 古典的スタジオ以後
  二 スペクタクル時代の諸要素
  三 SFサスペンス
  四 収束
  五 クリント・イーストウッド
結論