大宮 勘一郎/編 -- ひつじ書房 -- 2022.5 -- 840.4

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閲覧室 /840.4/ノ/ 117257592 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ノモスとしての言語
タイトルカナ ノモス ト シテ ノ ゲンゴ
叢書名 シリーズドイツ語が拓く地平
著者 大宮 勘一郎 /編, 田中 愼 /編  
著者カナ オオミヤ カンイチロウ,タナカ シン
出版者 ひつじ書房
出版年 2022.5
ページ数 9,331p
大きさ 21cm
一般件名 ドイツ語
ISBN13桁 978-4-8234-1106-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 840.4
内容紹介 近代の言語は自由な表現を希求する一方で、様々な形の規範・規則を受け入れてきた。こうした自由な表現の拡張と規範化による拘束という双方向性の「対立的協働」のあり方を、ドイツ語とドイツ語をとりまく社会を例に考える。
著者紹介 東京大学大学院人文社会系研究科教授。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「国語」形成の一断面 大宮 勘一郎/著 7-39
ドイツ語を「知的」にした官庁語の功罪
  形式性、統一性、そして複合性
高田 博行/著 41-65
<自然>の諸相
  近世・近代ドイツ言語論における<自然><起源><超越者>の関係をめぐって
宮田 眞治/著 67-94
アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルにおける言語の美学
  リズム起源論から芸術の自然史へ
武田 利勝/著 95-115
ボヘミアの「国語」とは?
  ドイツ語とチェコ語の抗争の記録
川島 隆/著 117-138
書体の「ノモス」
  「ラテン文字」と「ドイツ文字」
遠藤 浩介/著 139-165
ドイツ語圏の言語政策と実際
  複雑化する標準変種の記述とノモスの揺らぎ
高橋 秀彰/著 171-199
ルクセンブルクの言語政策
  多言語社会とドイツ語
小川 敦/著 201-231
EUの多言語政策と欧州の複言語主義 清野 智昭/著 233-252
「逸脱」から「使用標準」へ
  話しことばの規則性の体系化をめぐって
杉田 優子/著 253-279
ピュシスとノモスの間の「うつし」 井出 万秀/著 281-307
逸脱のピュシス
  文法規則の逸脱に見られる自然性
田中 愼/著 309-328