田中 純/著 -- 東京大学出版会 -- 2022.4 -- 704

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閲覧室 /704/タ/ 117257345 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル イメージの記憶
タイトルカナ イメージ ノ カゲ
副書名 危機のしるし
著者 田中 純 /著  
著者カナ タナカ ジュン
出版者 東京大学出版会
出版年 2022.4
ページ数 6,314,33p
大きさ 20cm
一般件名 芸術
ISBN13桁 978-4-13-010152-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 704
内容紹介 世界に溢れ続けるイメージは喫緊の思想的・文化的テーマである。像=イメージを行為主体と捉えるブレーデカンプによる像行為論の可能性を検討しつつ、独自の論理へと至る論考を集成。『UP』ほか掲載に書き下ろしを加える。
著者紹介 1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(学術)。フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞。「アビ・ヴァールブルク記憶の迷宮」でサントリー学芸賞受賞。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
創像された怪物の解剖学
  像行為論の射程
4-12
握斧の像行為
  起源/根源のメイキング
13-21
不死のテクノロジーとしての芸術
  生政治のインスタレーション
22-30
物質論的人文知としての考古学
  同時代への退行的発掘
31-46
死者の像の宛先
  スーザン・ソンタグの亡骸
47-55
モンタージュ/パラタクシス
  パラダイム転換のために
58-87
フィールドノートという自伝
  霊たちのためのドローイング
88-96
見えない瓦礫を投げる
  蜂起の身振り
97-104
歴史のゴースト・プラン
  宇佐美圭司の絵画論をめぐって
105-114
心理歴史的地図からイメージ記憶の散歩へ
  『ムネモシュネ・アトラス』再考
115-123
夜の共同体へ
  パスカル・キニャールに
124-133
ホロコースト表象の転換点
  『サウルの息子』の触感的経験
136-154
それの地下室
  ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》
155-163
生と死のシンメトリー
  セルゲイ・ロズニツァ『アウステルリッツ』
164-168
巨人と小人の無垢
  ベンヤミンと冥府の建築家たち
170-178
魔術的洞窟
  キースラーのシャーマニズム
179-185
死の女神としての家
  「三匹の子ブタ」異聞
186-193
白い錯乱
  ル・コルビュジエの「最初の絵画」
194-202
デミウルゴスのかたり
  磯崎新の土星的仮面劇
203-220
『シン・ゴジラ』の怪物的しるし
  未来からの映画
222-233
トランプ/ネロ/ペルセウス
  斬首された自由
234-242
ウンブラル
  パンデミック下の「歴史の閾」
243-251
生の弱さの底に降りて行く
  カミュ『ペスト』に寄せて
252-261
イコノクラスムの彼方へ
  像なき時代を創像する
262-271
無の色気
  デヴィッド・ボウイから世阿弥へ
272-280
「かげ」なる像の「うつろひ」へ向けて 281-304