松島 芳隆/著 -- 化学同人 -- 2022.4 -- 437

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閲覧室 /437/キ/ 117154021 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 基礎講座有機化学
タイトルカナ キソ コウザ ユウキ カガク
著者 松島 芳隆 /著, 渡邊 総一郎 /著, 古荘 義雄 /著  
著者カナ マツシマ ヨシタカ,ワタナベ ソウイチロウ,フルショウ ヨシオ
出版者 化学同人
出版年 2022.4
ページ数 12,515p
大きさ 26cm
一般件名 有機化学
ISBN13桁 978-4-7598-2056-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 437
内容紹介 初学者が有機化学の基本事項を把握しながら、反応のしくみを理解できるよう、例題や図版を豊富に用いて、ていねいに説明する。各章末に重要項目のまとめ、確認問題、実戦問題も掲載。見返しに元素の周期表あり。
著者紹介 1968年三重県生まれ。東京農業大学応用生物科学部農芸化学科教授。博士(農学)。

目次

序章 有機化学を学ぶ
  0.1 有機化合物とは
  0.2 有機化学の誕生
  0.3 日本における有機化学の歴史
  0.4 有機化学の発展と現代社会
  0.5 有機化学を学ぶ意味
  0.6 本書の内容と学び方
1章 化学結合と混成軌道
  1.1 原子と原子軌道
  1.2 電子配置
  1.3 化学結合と原子価
  1.4 分子の極性
  1.5 Lewis構造式の書き方のまとめ
  1.6 分子の形と軌道
  PLUS1.7 結合性分子軌道と反結合性分子軌道
2章 有機化学に関する基礎知識
  2.1 有機化合物の表記法
  2.2 構造異性体
  2.3 有機化合物の分類
  2.4 酸化数
  2.5 共鳴
  2.6 有機化学反応の基礎と矢印の利用
3章 酸と塩基
  3.1 酸と塩基の定義
  3.2 酸の強さの尺度
  3.3 酸の強さを決める要因
  3.4 塩基の強さの尺度
  3.5 塩基の強さを決める要因
  3.6 酸と塩基の強さのまとめ
  3.7 pKaを用いた反応の理解
  3.8 化学熱力学と反応速度論
4章 アルカンとシクロアルカン
  4.1 炭化水素
  4.2 アルカンの命名法
  4.3 アルカンの物理的性質
  4.4 アルカンの立体配座
  4.5 結合の回転とエネルギーの関係
  4.6 シクロアルカンの形
  4.7 シクロヘキサンの立体配座
  4.8 立体反発が立体配座におよぼす影響
  4.9 置換シクロヘキサンのシス-トランス異性体
5章 有機立体化学
  5.1 異性体の分類
  5.2 キラリティー
  5.3 CIP順位則によるRS表示法
  5.4 エナンチオマーの物理化学的性質
  5.5 立体化学と生物活性の関係
  5.6 Fischer投影式
  5.7 糖やアミノ酸のDL表示法
  5.8 立体異性体の数と相互の関係
  5.9 単糖の構造の表記法
6章 アルケンとアルキン
  6.1 不飽和炭化水素:アルケンとアルキン
  6.2 アルケンの立体配置
  6.3 アルケンの求電子付加反応
  6.4 アルケンの還元反応:水素の付加
  6.5 アルケンの酸化反応
  6.6 共役
  6.7 アルケンの合成
  6.8 アルキンの反応
  6.9 アルキンの合成
7章 芳香族化合物
  7.1 ベンゼンとベンゼン環
  7.2 芳香族求電子置換反応
  7.3 芳香族求電子置換反応における置換基の効果
  7.4 芳香族求核置換反応
  7.5 芳香族の還元反応
  7.6 芳香族の側鎖の酸化と還元
  7.7 多環式芳香族化合物
8章 有機ハロゲン化合物
  8.1 ハロゲン化アルキルの構造と命名法
  8.2 ハロゲン化アルキルの合成
  8.3 ハロゲン化アルキルの置換反応
  8.4 2分子求核置換反応(SN2反応)
  8.5 1分子求核置換反応(SN1反応)
  8.6 求核置換反応(SN2とSN1)に関与する要因
  PLUS8.7 生体内における求核置換反応
  8.8 脱離反応
  8.9 2分子脱離反応(E2反応)
9章 アルコールとフェノール
  9.1 アルコールとフェノールの構造と命名法
  9.2 自然界に存在するアルコール・フェノール
  9.3 アルコールの水素結合と物理的性質
  9.4 アルコールの合成
  9.5 アルコールの反応
  9.6 ヒドロキシ基を2つ以上もつアルコール
  9.7 フェノールの合成
  9.8 フェノールの反応
10章 エーテルとエポキシド,チオールとスルフィド
  10.1 エーテルとエポキシドの構造
  10.2 エーテルの命名法と物理的性質
  10.3 エーテルの合成
  PLUS10.4 有機合成化学入門1「逆合成解析」
  10.5 エーテルの開裂反応
  10.6 エポキシドの命名法
  10.7 エポキシドの合成
  10.8 エポキシドの反応
  10.9 クラウンエーテル
11章 アルデヒドとケトン(1)
  11.1 アルデヒドとケトンの構造
  11.2 アルデヒドとケトンの命名法
  11.3 自然界に存在するアルデヒドとケトン,キノン
  11.4 カルボニル基の構造と性質
  11.5 アルデヒドとケトンの合成
  11.6 カルボニル基が関与する2つの反応性
  11.7 カルボニル基への求核付加反応
  11.8 アルデヒドの酸化
  PLUS11.9 有機合成化学入門2「アルコール・アルケンの合成」
12章 アルデヒドとケトン(2)
  12.1 アルデヒド・ケトンのα-水素
  12.2 アルデヒドやケトンのエノール化
  12.3 エノラートアニオンとエノールの反応
  12.4 アルドール反応・アルドール縮合
13章 カルボン酸とその誘導体
  13.1 カルボン酸およびその誘導体
  13.2 カルボン酸の命名法
  13.3 カルボン酸の性質
  13.4 カルボン酸の還元
  13.5 カルボン酸の合成
  13.6 カルボン酸誘導体
  13.7 エステルの命名法
  13.8 エステルの合成
  13.9 エステルの反応
14章 エステル・ケトンの反応
  14.1 Claisen縮合
  14.2 Claisen縮合に関連する合成
  14.3 エステル・ケトンのアルキル化
  14.4 Michael付加
  14.5 Robinson環化反応
  PLUS14.6 有機合成化学入門3「Robinson環化反応の利用など」
15章 アミンとそれに関連した窒素化合物
  15.1 アミンの構造と命名法
  15.2 アミンの性質
  15.3 さまざまな窒素含有化合物
  15.4 アミンなどの塩基性と求核性
  15.5 アミンの合成
  15.6 アミンの反応
付録A 命名法の補足
  A.1 IUPAC命名法
  A.2 置換命名法
  A.3 官能種類命名法
付録B 生体分子
  B.1 糖質(炭水化物)
  B.2 脂質
  B.3 アミノ酸とタンパク質
  B.4 核酸