古閑 恭子/著 -- ひつじ書房 -- 2022.3 -- 801

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閲覧室 /801/コ/ 117256107 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル フィールドワークではじめる言語学
タイトルカナ フィールドワーク デ ハジメル ゲンゴガク
副書名 なじみのない言語から考える
著者 古閑 恭子 /著  
著者カナ コガ キョウコ
出版者 ひつじ書房
出版年 2022.3
ページ数 13,177p
大きさ 21cm
一般件名 言語学
ISBN13桁 978-4-8234-1139-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 801
内容紹介 音声学、音韻論、形態論、統語論など言語学の基本的知識を学ぶテキスト。フィールドワークによる言語調査、社会言語学的テーマや、著者が長年フィールドワークを行ってきた西アフリカのガーナ共和国の言語も取り上げる。
著者紹介 熊本県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了(博士(学術))。高知大学人文社会科学部教授。

目次

第1章 言語の多様性と危機言語
  1.1 世界にはいくつの言語があるのか
  1.2 話者数による分布
  1.3 話者数の多い言語
  1.4 地域による分布
  1.5 言語数の多い国家
  1.6 危機言語
第2章 言語の系統と類型
  2.1 系統的分類
  2.2 類型的分類
  2.3 基本語順
  2.4 母音
  2.5 譲渡可能性
コラム1 アカン語のあいさつ
第3章 音声学
  3.1 音声学とは
  3.2 発音のしくみと音声器官
  3.3 国際音声字母
  3.4 子音
  3.5 母音
  3.6 超分節音
第4章 音韻論
  4.1 音韻論とは
  4.2 音素の設定
  4.3 音節とモーラ
  4.4 さまざまな音韻現象
コラム2 アカン語の名前
第5章 形態論
  5.1 形態素
  5.2 語形変化
  5.3 語形成
  5.4 異形態
  5.5 語とは
第6章 統語論
  6.1 文法とは
  6.2 語順
  6.3 格標示
  6.4 一致
  6.5 動詞連続構文
  6.6 主題化
コラム3 アカン語のことわざ
第7章 言語をフィールドワークする
  7.1 未調査言語の調査
  7.2 フィールドワークによる言語調査
  7.3 対象言語を決める
  7.4 インフォーマントを決める
  7.5 基礎語彙調査
  7.6 文法調査
  7.7 基礎調査の先へ
第8章 言語の変種
  8.1 言語変種
  8.2 言語と地域差
  8.3 言語と階級差
  8.4 言語と性差
  8.5 言語と年齢差
  8.6 言語と場面、状況
  8.7 言語意識と変種
コラム4 アフリカと「文字」
第9章 言語の変化
  9.1 言語は変化する
  9.2 音の変化
  9.3 語彙の変化
  9.4 文法の変化
  9.5 文法化
第10章 一つの言語とは何か
  10.1 ガーナの言語状況
  10.2 言語学的にみた「アカン語」
  10.3 「アカン語」という言語名称
  10.4 アカン語の標準化、書記化
  10.5 メディアにおけるアカン語
  10.6 おわりに
コラム5 シンボル・模様が伝えるメッセージ