木村 大樹/著 -- 吉川弘文館 -- 2022.1 -- 176

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /176/キ/ 117152942 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古代天皇祭祀の研究
タイトルカナ コダイ テンノウ サイシ ノ ケンキュウ
著者 木村 大樹 /著  
著者カナ キムラ ダイキ
出版者 吉川弘文館
出版年 2022.1
ページ数 9,359,8p
大きさ 22cm
一般件名 祭り , 大嘗祭 , 新嘗祭 , 日本-歴史-古代
ISBN13桁 978-4-642-04665-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 176
内容紹介 古代天皇祭祀の実態・構造を、祭祀の中核たる神饌供進儀から詳細に分析し、御体御卜などの周辺諸祭儀との関連を考察。現代へとつながる神道の歴史の中における天皇祭祀の意義を追究し、国家祭祀との二重構造論を展望する。
著者紹介 1987年徳島県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。同大學兼任講師、研究開発推進機構PD研究員。博士(神道学)。

目次

序章 本書の目的と構成
  一 本書における「天皇祭祀」の位置付け
  二 本書の構成
第一部 神饌供進儀の研究
第一章 天皇祭祀の祭神
  はじめに
  一 天皇祭祀の祭神をめぐる議論
  二 大嘗祭における天皇の御告文「祈請申詞」の検討
  三 古代における天皇と祭祀
  おわりに
第二章 神今食の神饌供進儀と本義
  はじめに
  一 神饌供進儀の次第
  二 神今食の本義をめぐって
  おわりに
第三章 大嘗祭の神饌
  はじめに
  一 大嘗祭神饌の全体構成
  二 神今食・新嘗祭神饌との構造比較
  三 個別の神饌の考察
  むすびにかえて
第四章 神饌供進儀における「秘事」の継承
  はじめに
  一 神饌供進儀における次第・作法
  二 神饌供進作法の画期
  三 神饌供進作法の継承
  おわりに
第二部 天皇祭祀の周辺
第一章 天皇親祭をとりまく人々と場
  はじめに
  一 小斎人の卜定
  二 小斎人の神事供奉の内容
  三 神今食の空間的構造
  おわりに
附論 大嘗祭の斎場
  一 大嘗祭の場
  二 神今食・新嘗祭の場
第二章 神今食の祭儀体系への一試論
  はじめに
  一 日程からの考察
  二 祭儀体系からの考察
  おわりに
第三章 御体御卜の成立と変遷
  はじめに
  一 御体御卜の文書処理
  二 御体御卜の成立時期の検討
  三 御体御卜の対象と内容
  四 御体御卜の変遷
  おわりに
補論Ⅰ 御体御卜奏上儀の復元的考察
  はじめに
  一 御体御卜奏上儀諸場面の考察
  二 その後の変遷
  おわりに
第四章 天皇と斎王の祭祀構造
  はじめに
  一 『延喜式』にみる「戸座」
  二 『類聚三代格』にみる「戸座」
  三 天皇祭祀と斎王祭祀の比較
  おわりに
第五章 『延喜式』にみる聖体安穏祭祀
  はじめに
  一 聖体安穏祭祀の主体
  二 聖体安穏祭祀の客体
  まとめにかえて
補論Ⅱ 班幣行事の復元的考察
  はじめに
  一 『貞観儀式』『延喜式』からみる祈年祭の流れ
  二 次第の変遷
  三 宮内庁書陵部蔵『月次祭神祇官指図』の翻刻・概要
  おわりに
終章 古代天皇祭祀の構造と本研究の展望
  一 天皇祭祀の構造比較
  二 天皇祭祀研究の展望