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はじめて学ぶ環境倫理
貸出可
吉永 明弘/著 -- 筑摩書房 -- 2021.12 -- 519
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所蔵
所蔵件数は
1
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0
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
ティーン
/519/ヨ/
121133706
児童一般
可能
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資料詳細
タイトル
はじめて学ぶ環境倫理
タイトルカナ
ハジメテ マナブ カンキョウ リンリ
副書名
未来のために「しくみ」を問う
叢書名
ちくまプリマー新書
著者
吉永 明弘
/著
著者カナ
ヨシナガ アキヒロ
出版者
筑摩書房
出版年
2021.12
ページ数
204p
大きさ
18cm
一般件名
環境倫理
ISBN13桁
978-4-480-68416-5
言語
jpn
分類記号
519
内容紹介
環境問題に対応できる社会システムを支える「環境倫理」の入門書。エコ生活で環境はよくなるか? つくられた自然は偽物か? なぜ生物多様性が大切なのか? 地球全体の話から身近な問題まで、環境問題に関する疑問を解説。
著者紹介
1976年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。法政大学人間環境学部教授。専門は環境倫理学。著書に「都市の環境倫理」など。
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目次
はじめに
第1章 エコな暮らしをすれば環境問題は解決するのか
「地球温暖化」が話題にされていなかった時代があった/地球にやさしくなるためには/個人の倫理から社会の倫理へ/環境倫理学の三つの基本主張/自然の生存権/世代間倫理/地球全体主義/社会倫理としての環境倫理
コラム1 科学技術の進むべき方向
第2章 まだ生まれていない人たちの幸せを考える必要があるのか
「将来世代に配慮する」とはどういうことか/将来世代に配慮しないとどうなるのか/世代間倫理は常識的なのか/資源問題よりもゴミ問題が重要/ゴミ生成の不等式/長く使える製品をつくるべき/放射性廃棄物は最悪のゴミだ/映画『一〇〇〇〇〇年後の安全』の内容/将来の人たちの幸せを考えた意思決定をすべき
コラム2 映画でわかる公害の構図
第3章 地球温暖化はなぜ止められないのか
地球環境問題は分配の問題/分配の公平性をめぐって/クッキーをどう分配すれば公平か/無限の資源を前提とした答え/CO2排出量の削減方法/産業界に甘く、消費者に負担を強いる政策/解決のための社会的アクションを抑制する傾向
コラム3 成功した環境条約
第4章 生物種の絶滅を防がなければならない理由は何か
トキを絶滅から守るのは何のためか/「生物多様性」という言葉の登場/なぜ「自然」ではまずいのか/なぜbiodiversityという言葉を使うのか/biodiversityと「生物多様性」の違い/diversityはなぜ大事なのか/六回目の大量絶滅/生物種の絶滅を防ぐのは将来世代のためでもある/動物倫理との対立/外来種対策について/増えすぎた生きものをめぐって
コラム4 環境倫理と動物倫理の協働の道
第5章 つくられた自然は偽物か
欅の木が切られた話/開発とミティゲーション/自然再生とは/自然の価値論/保全と保存/アメリカの環境倫理学の大問題/自然再生に対する評価の変化/良い自然再生と悪い自然再生
コラム5 アメリカの環境倫理学のバイブル
第6章 都市生活は地球環境にとって悪いのか
環境問題にはいろいろある/環境とは何か/環境の範囲/環境問題とは何か/今や「身のまわり」とは「都市環境」だ/都市と持続可能性/都市における自然/都市のアメニティ/都市の魅力を探す「アメニティマップ」/学校をあらためて見てみよう/まちづくり活動としての「アメニティマップづくり」/私たちができる環境保全活動/「都市の環境倫理」のすすめ
コラム6 古地図を見ながらまちあるき
第7章 なぜ古い建物を残さなければならないのか
日本の家の寿命が短い理由/ジェイコブズの都市計画批判/混合一次用途と小さな街区/古い建物/密集/古くて安い建物が若者には必要だ/古い建物は新しく作れない/建て替えよりも中古物件の流通を/中古物件でお店を開く
コラム7 景観を変えないまちづくり
第8章 環境を守るために何ができるのか
環境保全を仕事にする/NGO・NPOとは何か/環境NPOにかかわる/日本のナショナル・トラスト/イギリスのナショナル・トラスト/政治や社会に関心をもち、意見を言う/場所に関心をもち、発信する/未来市長になる
コラム8 南方熊楠の神社合併反対運動
おわりに
参考文献と読書案内
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